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<奈良知事>両陛下退位後の離宮アイデア

6/14(水) 19:52配信

毎日新聞

 奈良県の荒井正吾知事は14日、天皇、皇后両陛下が退位後に過ごされる離宮を同県内に造るアイデアを明らかにした。退位を実現する特例法の成立を受け、同日の定例記者会見で「神武天皇以来ゆかりある父祖の地で、心身を休めていただけるよう貢献できれば」と述べた。

 県によると、明治時代の1889年に当時の県議会議長が政府に明治天皇の離宮設置の請願を提出した。荒井知事はこの経緯にも触れ、今後、具体的な候補地を選定するなどして提案するという。

 京都市などが皇族の居住実現を柱にした「双京構想」を掲げていることについては「地域振興といった京都とは全く違う発想。静かに奈良に来ていただければ」とけん制した。

 一方、京都府の山田啓二知事は14日の定例記者会見で、双京構想の実現に向けて本格的に検討を始める考えを示したうえで「地方創生と混同されては困る。京都としてどのような貢献ができるのか、有識者の意見をよく聞き、考えていきたい」と述べた。【新宮達、篠田直哉】

最終更新:6/14(水) 19:52
毎日新聞