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つぎのアラガントームストーンは“万物” 『FFXIV』出張プロデューサーレターLIVE in E3【E3 2017】

6/14(水) 21:17配信

ファミ通.com

文:ライター Mainai

●今後追加されるIDの数にも変化が!
『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FFXIV』)の最新情報が公開されるプロデューサーレターLIVEが、2017年6月14日に開催。今回はアメリカ・ロサンゼルスで開催中のE3 2017の会場から、出張プロデューサーレターLIVE in E3と銘打ち、発売が目前に迫った『紅蓮のリベレータ―』の知られざる魅力を全世界に向けて発表した。

 ご存じの通り、『FFXIV』の最新拡張パッケージ『紅蓮のリベレータ―』は、2017年6月16日よりアーリーアクセスが開始される。目前に迫った“Xデー”の到来を前に、プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が公式フォーラムに寄せられた質問に回答。新たな冒険に役立つ未公開情報が飛び出すなど、全世界のプレイヤーが歓喜する要素が明かされたのだ。

●吉田氏が水中アクションを実機で解説
 一問一答のコーナーに入る前に、『紅蓮のリベレータ―』の発売を機に実行可能となる水泳と潜水に関する説明が行われた。箇条書きで示したコメントは、とくに注釈のない限りすべて吉田氏によるものだ。

◆メインシナリオの進捗に関係なく、パッチ4.0公開時点ですべてのキャラクターが泳げるようになる。

◆マウス&キーボード操作(モード)でCtrlキー+スペースバーを入力すると、潜水に切り替わる。
◆水中アクションの操作方法は(ゲームパッド操作も含めて)How Toテキストで示される。これを表示なしでプレイしている人は、事前に設定をもとに戻しておいたほうがいい。

◆水面に向かって進んでいくと、自動的に水上に戻れる。
◆水中特有の画面のゆらぎの度合いは、グラフィックオプションで調節可能。

◆メインシナリオをある程度進めるた段階で、水中に潜れるようになる。

◆源氏シリーズと呼ばれる日本の甲冑風のフルプレートアーマーが、次元の狭間オメガ デルタ編の報酬として、全ロールぶん用意されている。

●“デルタ編”はどのジョブでも参加しやすい作り
 それでは、プレイヤーから寄せられた質問と回答をダイジェストでお伝えしていこう。

Q.白魔道士はレイドにおいて火力面で貢献しにくくなるのではないかなど、(ジョブアクションに関して)いろいろな声が上がっていますが……。

A.まずは落ち着いてください(苦笑)。白魔道士に限らず、メディアツアーで各社さんが書いてくださった情報は4月末のバージョンです。その後、多数のアクションが変更されていますので、あの情報がすべてではありません。何か特定のジョブのバランスやアクションの話をしてしまうと、「ではこのジョブはどうなの?」みたいな新たな疑問を呼び込むことにもなってしまうので……(アーリーアクセス開始まで)あと3日なので、それまでお待ちください(笑)。
 アクション(のヘルプテキスト)だけを見ても、意図はわからないと思います。たとえば、レベル70に到達してアイテムレベル(IL)が揃ったときのMPの総量などを勘案したうえで調整しているため、レイドでその技を使ってはじめて理解できることがたくさんあると思います。まずはプレイしたうえで、フィードバックを寄せていただくのがいちばんかなと思います。
 次元の狭間 オメガのデルタ編がこの後公開されますが、どのジョブが入ったとしても難易度が大きく変わらないよう調整したつもりです。まずはレイドに挑んでいただいたうえで、どうしても気になる部分についてはフィードバックをお寄せください。それを受けて(調整したほうがいい部分については)できるだけ早く修正すると思いますし、(そうでない場合は仕様の)意図をちゃんとお伝えします。

Q.奇数パッチでは、新規インスタンスダンジョン(ID)と新コンテンツがひとつずつ追加されるようになると記事に書いてありました。この部分について、もう少し詳しく教えてください。

A.ちょっと極端なご質問なので、改めてご説明しましょう。パッチ4.2などのいわゆる偶数アップデートで、アイテムレベルが大きく更新。このタイミングでは、いままで通り新しいIDをふたつ追加します。一方パッチ4.3などの奇数パッチでは、(これまでと同様)ILのキャップを継続したうえで、今後はインスタンスダンジョンの追加をひとつだけにしようと思っているところです。
 そう決めた理由はいくつかあって、『FFXIV』はIDが多すぎるからというのがひとつ。現時点で49個もあるうえに今後も増えていくので、IDの数は十分確保できているのではないかなと。
 もうひとつは、PvPやクロの空想帳など、現在はアラガントームストーンの入手経路がいろいろ増えているため、奇数パッチ公開後のコンテンツルーレット:エキスパートの利用頻度がものすごく減っている……これが理由です。IDを追加するよりも、そのコストを新しいコンテンツの開発に振り向けたほうがいいだろうと判断したため、今回の措置を取ることとなりました。
「4人で遊べるハードコアコンテンツがほしい」など、さまざまなリクエストをいただいているので、そういったものにチャレンジしたほうが開発チームのモチベーションも上がりますし、プレイヤーの皆さんもハッピーなのではないかなと。

Q.ミラージュプリズムに関する質問です。たとえば「IDをクリアーしてアチーブメントを獲得すると(特定の)武具投影が利用できるようにしてほしい」など、いろんな要望が上がっています。これらのうちどこまでが実現可能で、どこまでが検討できるのでしょうか?

A.我々がそれをできない理由は、セーブデータがあまりにも大きくなることで、プレイヤーがエリア移動を行う際にサーバークラッシュが発生してしまうからです。インベントリやアーマリーチェストの拡張にこれまで慎重だったのは、そうした懸念が大きかったためだったりします。このため(現時点では)、“どのアイテムを入手したかどうかのチェックを、ひとつのアイテムごとに行うわけにはいかない”というのが大前提です。
 一方、たとえば極イフリート討滅戦をクリアーしたというアチーブメントをチェックすることは可能ですが、この場合であっても、僕たちの側では“極イフリート討滅戦の何らかの武器を手に入れたかもしれない”までしか判断できません。やるとすれば、たとえば“極イフリート討滅戦を20回クリアー”というアチーブメントを作って、それを獲得すると、当該コンテンツでドロップしたアイテムであればいつでもミラージュプリズムできるようになる……みたいなことは可能かもしれません。
 このリクエストは世界中からたくさんいただいているので、現在も開発チーム内でディスカッションを続けているところです。もう少し具体的なお話ができるタイミングが訪れるまで、お時間をいただければと。なおタンクやヒーラーなどの(ロール共用)装備を武具投影している状態で、同一ロール内の別のジョブにチェンジすると、見た目が反映されない問題も認識しています。

Q.『紅蓮のリベレータ―』を境に廃止されたアクションのアニメーションエフェクトを、ほかに流用する予定はありますか?

A.ジョブの攻撃アクションは、バトルシステムチームが「こういう技を実装するよ」とイメージして作られています。(ですので)もし別のアクションを新しく実装することになったとしても、その新技に合ったアニメーションが別途作られると思います。このため「復活する予定がありますか?」と聞かれると、「いまのところはありません」が答えになります。ですがリクエストが多いようであれば、4.Xシリーズの進行の中で、(廃止された技を)エモートとして復活させることは可能かと思います。ぜひフィードバックをお寄せください。

Q.特定のワールドに、“公式ロールプレイ”マークを付与する予定はありますか?

A.ログイン時のワールド表示に推奨マークやアイコンをつけるのは、作業そのものは一瞬で終わります。ですが、それを本当にやっていいのかどうか悩んでいます。
 たとえばBalmungワールドにいる多くの方が「ロールプレイでいい」と言ったとしても、「そのつもりでこのワールドを選んだわけではない」という人たちがいるのではないかなと。そのような状況下で(施策を行うと)、「ロールプレイしないならほかのワールドへ移転してよ!」みたいな話になってしまうことを恐れているのです。
「自分たちのワールドをロールプレイ(推奨)ワールドにしてほしい」というお声がどれくらい多いのか、可能であればアンケートを実施したほうがいいのかなとは思ってます。(ご提案の実現に)前向きではありますが、どのタイミングでそれを決断すべきか悩んでいるところです。

●宝物庫ウズネアカナルが7月18日に実装!
 一問一答コーナーの後は、『紅蓮のリベレータ―』開幕直後のアップデートの公開スケジュールの説明へと移行。基本的な流れは『蒼天のイシュガルド』と同じだが、宝物庫アクアポリスの新バージョンがお目見えするなど、当時にはなかった要素が追加されたりしている。微妙な違いを意識しながら読み進めてほしい。

◆宝物庫ウズネアカナルは、レベル70向けのコンテンツ。

◆レイドに挑む方はそちらに行っていただき、みんなでカジュアルに楽しみたい人はウズネアカナルの最深部を目指してほしい。

◆パッチ4.05で、万物という新しいアラガントームストーンの排出が始まる。

◆週制限のないほうの新規アラガントームストーンの名称は、真理。こちらはパッチ4.0公開時点から排出される。

◆今回のメインストーリーはかなり長いので、ゆっくりお楽しみいただきたい。

◆次元の狭間オメガ デルタ編の4層で手に入る武器には、新しいロットの仕組みが取り入れられている。今回から全15ジョブになるため、8人で挑戦した場合、(現在のシステムのままでは)約半分の確率でその場にいない人の武器がドロップしてしまう。(これを防ぐために)クリアーしたその場にいる8人のうち、だれかひとりは必ず武器がもらえるようになっている。

◆うまくいくと、ひとつの週でふたりのパーティメンバーが武器を手に入れられることも。いままでよりも、武器取得のチャンスは増している。

◆次元の狭間オメガ デルタ編の新システムの詳細は、図解やスクリーンショットを交えて、次回のプロデューサーレターLIVEでお知らせする。

●侍と赤魔道士のピンバッチが予約開始
 ここからは、プロデューサーレターLIVE恒例のお知らせコーナーへと突入。ベテランリワードに代わる、新たな長期プレイヤー向けの施策の中身も発表されているぞ。

 お知らせは以上で終了。吉田氏が挨拶のコメントを述べて、出張プロデューサーレターLIVE in E3は閉幕となった。

吉田氏 たくさんの方々がスサノオのバトルチャレンジに参加されていて、皆さんが『紅蓮のリベレータ―』のアーリーアクセスを本当に心待ちにしていることを肌で感じました。僕とモルボル(室内俊夫氏。コミュニティチーム)はホテルでサーバーの安全を祈りつつ、アメリカで陣頭指揮を執ります。皆さんが思い切りアーリーアクセスを楽しんでいただくことが、僕たちとしては何よりの喜びです。2年に一度訪れる大きなお祭りなので、バトルシステムの変更などで不安な部分もあると思いますが、楽しむことを忘れずに盛り上がっていただけるとうれしいです。

最終更新:6/14(水) 21:17
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