ここから本文です

西武鉄道、「見たことのない」新型特急は優しいデザイン

6/14(水) 17:56配信

ITmedia ビジネスオンライン

 西武鉄道は6月13日、2018年度末に運行開始予定の新型特急車両の基本デザインを決定したと発表した。「いままでに見たことのない新しい車両」をテーマに、外装にアルミ素材を、内装に温かみのある配色を採用。同社初となる「女性専用トイレ」も導入する。

 導入両数は、56両(8両×7編成)を予定。運行開始後は、西武鉄道の旗艦車両として活用していく。

●新型特急のデザインは?

 新型特急のデザインは建築家の妹島和世氏が監修。コンセプトは、(1)都市や自然の中で柔らかく風景に溶け込む特急、(2)みんながくつろげるリビングのような特急、(3)新しい価値を創造し、ただの移動手段ではなく、目的地となる特急――の3点だ。

柔らかな印象を与える外観

 先頭車両には大きな曲面ガラスを採用し、柔らかな印象のデザインに仕上げた。2両目以降にも丸みを帯びたデザインを導入し、編成全体で緩いカーブを表現している。

 車体カラーは、白を基調としつつ、黄緑などの自然な印象を与える配色を採用。「都市や自然の中でやわらかく風景に溶け込むデザインを実現した」という。

 リビングのような空間を提供するため、やや大きめの車窓を等間隔で配置している。

温かみがあり、くつろげる内装

 客室の配色は、壁面は明るい白を、座席には温かみのある黄色を採用。床のカーペットやカーテンにも、統一感のある配色の生地を仕様する予定だ。シートはソファのようなデザインとなっており、くつろぎたい乗客向けに快適な空間を提供する。

 天井からの間接照明も導入し、読書などに適した照度を保つという。

●「女性専用トイレ」を設置し、衛生面を充実

 女性専用トイレは、5号車に設置予定。1号車には多目的トイレ、男性専用トイレ、洗面所を設置。5号車にはパウダールームも設け、衛生面を充実させる予定。

 また、全車両で無料Wi-Fiサービス「SEIBU FREE Wi-Fi」を提供。各座席には電源コンセントを配備するなど、ビジネスパーソンにとって便利な機能をそろえた。

 西武鉄道は、新型特急の運行開始日時と運行経路が決まり次第、順次告知するとしている。