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<サウジ外相>カタール封鎖を否定 人道批判かわす

6/14(水) 20:32配信

毎日新聞

 【ワシントン会川晴之】サウジアラビアのジュベイル外相は13日、ワシントンでティラーソン米国務長官と会談した。ジュベイル氏は、会談前に記者団に対し「(サウジは)カタールを封鎖していない」と述べ、カタール人が空路や海上で自由に移動できると強調。人道的にも問題な全面封鎖をしているとの批判をかわすのが狙いとみられる。

 サウジやエジプトは5日、カタールがテロリストに資金を援助しているとして断交した。これに伴いカタールと唯一、陸路でつながるサウジは国境を封鎖。カタールは、食料の4割をサウジからの陸路供給に頼るため、食料や水不足の懸念が高まり、イランやトルコなどが支援物資の輸送を始めている。

 ジュベイル氏は「サウジは、カタール航空やカタールが保有する航空機のサウジ空域の飛行を認めていないだけだ。(カタールの)空港や港は開かれており、カタール人は自由に移動できる」と述べ「(全面)封鎖ではない」と強調した。

 国務省によると、外相会談ではティラーソン氏がサウジとカタールの紛争をこれ以上悪化させないことが重要だと強調し、できるだけ早期に建設的な対話によって問題を解決すべきだと訴えた。ジュベイル氏もこれに同意したという。

最終更新:6/14(水) 20:32
毎日新聞