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日産と三菱自、東南アの共同輸送拡大 フィリピン・インドネシアへ

6/14(水) 7:55配信

産経新聞

 資本業務提携している日産自動車と三菱自動車は13日、新車の共同輸送を東南アジアで拡大する検討に入ったことを明らかにした。現在は、両社が工場を持つタイで新車を販売店まで共同配送する施策を進めている。これを2017年度内にも、両社の工場(委託生産含む)があるフィリピンとインドネシアに広げる。輸送費削減により収益拡大につなげる狙いだ。

 タイでの共同輸送は今年2月に始めた。両社の工場で生産した新車をトラックに混載し、最寄りの地域の販売店に運ぶ仕組みで、燃料費や輸送ロスが省ける。

 同様の仕組みを他の東南アジア地域にも拡大する。フィリピンでは、日産がスポーツ用多目的車(SUV)などを委託生産し、三菱自は小型車「ミラージュG4」などを生産。インドネシアでは、日産が小型車「マーチ」などを生産し、三菱自も今年3月に稼働した新工場でSUV「パジェロスポーツ」や小型商用車「コルトL300」を生産している。両国でも車を販売店まで共同輸送する方針だ。

 昨年10月に34%を出資し、三菱自を傘下に収めた日産は、豪州でも補修部品などの倉庫管理や物流で三菱自との協力を決めるなど、合理化策を相次ぎ具体化する。提携効果として、日産は18年度に約600億円、三菱自は約400億円を見込んでいる。

最終更新:6/14(水) 7:55
産経新聞