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1~3月のVRデバイス出荷数、国内は「PS VR」がシェア8割

6/14(水) 14:28配信

Impress Watch

 IDC Japanは、2017年第1四半期(1~3月)のAR/VRデバイスの出荷数・メーカー別シェアを発表した。

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 世界での出荷数はVRデバイスが224.2万台、ARデバイスが3.8万台と、いずれも前年同期比で70%前後の伸びを記録。VR市場ではスマートフォンなどをはめ込む簡易型の製品が141万台を出荷し市場を牽引する一方、ソニーの「PlayStation VR(PS VR)」やHTCの「HTC Vive」といったスクリーン一体型の高機能VRデバイスも出荷を伸ばしている。VRデバイスのベンダー別シェアはサムスン電子(21.8%)が首位。以下、ソニー(19.1%)、HTC(8.5%)、Oculus(4.4%)、TCL(4.1%)となっている。

 日本国内での出荷数は、VRデバイスが5万台、ARデバイスは2250台となった。VRデバイスではソニーが4万2000台を販売し、シェア83.6%を獲得。前年9月の発売以来、品薄が続いていた「PS VR」の人気を反映した格好となった。法人向けソリューションでの採用が多いサムスン電子の「Gear VR」は6000台を出荷し、シェア12.5%となっている。ARデバイスでは、法人向けのスマートグラス「MOVERIO」シリーズを展開するエプソンがシェア74.7%を獲得し首位に。開発者向けのARデバイス「HoloLens」を提供するマイクロソフトがシェア22.2%で2位となった。

 IDCは「VR市場は依然として初期段階にある」とコメント。ハードウェアの選択肢は充実してきているものの、コンテンツの進化が不足しており、クロスプラットフォームのサポートが不足していることが課題と指摘している。一方、ARデバイスについては開発者向けの製品が登場した段階で市場形成には至らないとしたものの、スマートフォンなど既存のモバイル機器を利用するARコンテンツを通して、AR体験が浸透していくことに期待感を示した。

ケータイ Watch,石井 徹

最終更新:6/15(木) 15:52
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