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「FFXIV」、E3会場から「PLL」で吉田氏が「4.0」情報を公開

6/14(水) 19:57配信

Impress Watch

 スクウェア・エニックスは、6月16日からアーリーアクセスがスタートする、プレイステーション 4/Windows/Mac用MMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター(以下、FFXIV)」に関する質問や最新情報を紹介する「出張プロデューサーレターLIVE in E3(以下、PLL)」を、ロサンゼルスで開催中のE3会場から配信した。

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 プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が、フォーラムに寄せられた質問に回答するとともに、E3でバトルチャレンジイベントが開催されている新蛮神スサノオの紹介や、スイミングアクションについて実機での紹介を行なった。スサノオのイベントについては、こちらの記事で詳細をレポートしているので、ぜひ読んでみて欲しい。

 今回のPLLでは、「4.0」で手に入る装備やマウントなどを集めた新作の「エオルゼアコレクション」も紹介された。このレポートでは、PLLで判明した新情報をまとめて紹介したい。なお、ワールド間の人数格差を縮めるための特定ワールドへの優遇措置に関しては、詳細が6月15日に公式ホームページで発表される。経験値ボーナスや、ギルの移動制限解除など重要な情報が含まれているので、ワールド移転や、これからプレイを考えている人は必ずチェックしてみて欲しい。

【Eorzea Collection 2017S】■レベル70IDの追加は、偶数パッチで2つ、奇数パッチでは1つに

 これまでは、アップデートごとに2つのダンジョンが追加されていたが、「紅蓮のリベレーター」以降は、偶数パッチで2つ、奇数パッチでは1つ追加に変更される。

 理由として、現状でも49のダンジョンがあり、今の時点でも数が多いこと。アラガントームストーンを入手する方法が多くなり、入手しやすくなったため、アイテムレベルが変わらない奇数パッチでは、エキスパートルーレットを使う頻度がものすごく減っていることなどが挙げられた。

 「新生エオルゼアがスタートしたころにはIDしかなかったからみんなルーレットのイメージが強いかもしれませんが、パッチ3.3くらいから奇数パッチではルーレットを使わなくなってきています」と吉田氏。そのため、ルーレット用にダンジョンを増やすよりは、そのコストで新しいコンテンツを開発したほうがいいという判断だ。

 「4人で遊べるハードコアコンテンツが欲しいとか、いろいろなリクエストを頂いています。ただループでIDを作るよりは、新しいコンテンツを作ってチャレンジしていった方が開発チームのモチベーションも上がるし、みんなハッピーなんじゃないかな」(吉田氏)ということで、数が減るというよりは新しいことをするためにコストを回すとポジティブに捉えて欲しいということだ。

■「オメガ」など、パッチ4.0移行の実装スケジュールをおさらい

 正式サービス後のパッチスケジュールも一部発表された。週制限のない新アラガントームストーン「真理」は、正式サービスと同時に排出が始まる。

 その後、正式サービスの2週間後にあたる7月4日にパッチ4.01が入り、ここで新しいレイドコンテンツ「時空の狭間オメガ デルタ編」のノーマルが実装される。さらに、その2週間後の7月18日にパッチ4.05が入り、零式がオープンする。

 パッチ4.05では、レベル70用の新しい宝物庫「ウズネアカナル」も同時にオープンし、週制限のある新アラガントームストーン「万物」もここから排出が始まる。今回はメインストーリーがかなり長いので、「ゆっくりプレイして楽しんだうえで、レイドなり、ウズネアカナルに行くなりしていただけると嬉しいです」と吉田氏。

 また、オメガの報酬には、「FF」シリーズではおなじみの「源氏シリーズ」の鎧が全ジョブに用意されている。純和風の古プレートアーマーで、「エオルゼアコレクション」の中にもちらりと映っている。キャラクターチームがかなりデザインにこだわったもので、吉田氏も細かくチェックしたこだわりの装備だそうで、「楽しんで欲しいです」と吉田氏。

 零式でドロップする武器については、バトルジョブが15ジョブになり、8人パーティでは2分の1の確率で、その場にいないジョブの武器が出る可能性があるため、その場にいる1人は必ず欲しい武器を手に入れることができる新しいドロップのシステムが導入される。詳細については、7月18日の実装直前に予定されているPLLの中で、図解入りで詳しく紹介される予定だ。

【実装スケジュール】■豪神スサノオを一瞬だけ紹介

 E3会場では「蛮神スサノオ」のチャレンジイベントが開催されている。「FF14」が初めての人がいることや、新しいバトルシステムに慣れていないこともあり、勝率は50%程度だそうだ。

 スサノオのステージは、蕭々と雨のそぼ降る山紫水明な風景に囲まれている。円形のステージは周囲を石垣に囲まれており、中には足が浸るくらいの水が溜まっている。吉田氏曰く、「天候や空気感にこだわって作っているので、戦いが終わった後にでもじっくり見て欲しい」ということだ。

 祭囃子のようなBGMも今までにない雰囲気で、情緒の中にも明るさがあり、派手な攻撃と相まって、盛り上がりそうな雰囲気だ。吉田氏は、おなじみの黒魔道士ララフェルで単身挑んだが、瞬殺されてしまい、会場を取り巻いている大勢の聴衆から喝采を受けていた。

【豪神スサノオ戦】■スイミングの方法やスイミングアクションを実機で紹介

 今回はスイミングと潜水についても実機で詳細が紹介された。スイミングと潜水は「4.0」の目玉要素の1つ。スイミングについては、「4.0」の実装直後から、スイミングが可能なエリアについてはすべてのキャラクターが泳ぐことができるようになる。特別な操作は必要なく、水の中に入れば自動的にスイミングに切り替わる。

 普段は平泳ぎだが、スプリントを使うとクロールになる。吉田氏の実機プレイでは、ララフェルが息継ぎも忘れて一心不乱にクロールで泳いでいた。水中でのジャンプも可能。空を仰ぎ見ながらぷかぷかと浮かぶエモートや、「死んだふり」ではうつ伏せになって力なく海面を漂うリアルな溺死体を演じることもできる。

【スイミング】

 潜水はキーボードでは「Ctrl」+「Space」で潜ることができる。潜ると頭上に水色の輪が表示される。これは潜っている深さを示しており、海面に近づくと輪が小さくなっていく。さらに輪に入っていくと、画面が切り替わって海上に出る。潜るには、ある程度メインシナリオを進める必要がある。

 スイミングや潜水など新しい操作は必要に応じて「How to」ウインドウに表示される。長らくプレイしている人は、オフにしていることが多いだろうが「How toの文章は僕が作っています。色々変わるので、今のうちからオンにしておきましょう」と吉田氏。操作がわからず慌てないように、アップデート前にコンフィグをいじっておこう。

 水中では、画面を揺らす「ディストーション」という効果がデフォルトでは最大にかかっている。オプションから効果の強弱やオンオフをカスタマイズできるので、酔いやすい人は調整して欲しいということだ。

 水中では地上よりも移動速度がやや遅くなっている。素早く移動したいときには、マウントに乗るといい。水中には気泡に包まれた都市があるが、ところどころに開いている穴のような場所に突っ込むことで、気泡の中に入ることができる。中には空気があり、地上と同じように移動することができる。海中にはほかにもいろいろな要素が隠れているので、「ぜひ探してみて欲しい」と吉田氏。

 実機デモでは、新しくなったコスタ・デル・ソルも見ることができた。スイミングの導入に合わせてエリアが広がり、さらにリゾート感が増している。「みんなで泳ぎに来られるので、ぜひここでリゾート気分を味わってもらえるといいですね」と吉田氏。ユーザーイベントなどにもどんどん使って欲しいということだ。

【潜水】

【コスタ・デル・ソル】
【新マウント】■フォーラムに寄せられたその他の質問事項

――白魔道士はピュアヒーラーということですが、レイドでパーティに貢献できなくなるのではないですか。ヒーリングリリーは、なぜケアルとケアルラでしかつかないのでしょうか。

吉田氏: 白魔道士に限らないですが、メディアツアーのバージョンは4月末のもので、あれからも多数のアクション変更が入っています。あの時の情報がすべてではないので、まずは一旦落ち着きましょう。特定のジョブのバランスやアクションの話をしてしまうと、次々と質問が出てきてしまうと思います。あと3日ですから、ここまできたら待ってください。

 アクション単体では意図がわからなくても、レベル70になってアイテムレベルが揃ったときに、どのくらいMPを消費するかを見てバランスをとっているので、レベル70になってレイドに行って初めて理解することもたくさんあると思います。まずはプレイしていただいて、フィードバックをもらうのが1番かなと思います。そのうえで、意図を説明できるものはして、調整が必要なものは調整していくという形を考えています。

――ミラージュプリズムに関して、カタログのようにするのは難しいと聞いているが、ダンジョンをコンプリートしたらアチーブメントをチェックして、そのダンジョンドロップのミラプリができるようになったりはしませんか? どこまで可能ですか?

吉田氏: セーブデータがあまりにも大きくなってしまうと、プレーヤーがゾーン移動する時にサーバークラッシュを引き起こしたりと、問題が大きくなります。今までインベントリの拡張やアーマリーチェストの拡張に慎重だったのは、それが大きな理由です。どのアイテムを入手しているのかを、アイテムごとにチェックするのは難しいということが前提になっています。

 しかし、アチーブメントをチェックすることはできます。ただそれでは、イフリートをクリアしているので、もしかしたらどれかのイフリート武器を手に入れたかもしれないというところまでしかわかりません。やるとしたら、イフリートを20回クリアした、といったようなアチーブメントを作って、20回クリアしたなら極イフリートからのドロップに関してはいつでもミラプリが可能になるというものはできるかもしれないです。

 これは世界中から要望が多いので、開発チームでもディスカッションを続けています。具体的な話ができるようになるまで、もう少し時間を頂けると助かります。タンクやヒーラーで同ロール内で別のジョブに切り替えるとジョブ専用装備のミラプリが反映されないというものも、何とかして欲しいと言われてますので。

――「4.0」から一部のアクションが廃止となりましたが、廃止されたアクションのアニメーションやエフェクトを他に流用する予定はありますか?

吉田氏: ジョブの攻撃アクションは、バトルチームのこういうアクションをこのジョブに実装するよというイメージから作られているので、その攻撃がなくなった以上、仮にまた別のアクションを実装することになっても、そのアクションにあったアニメーションを作ると思います。だから復活させる予定があるのかと聞かれると、今はありません。リクエストが多いようであれば、「4.X」シリーズの中でエモートとして復活させることはできると思いますので、フィードバックをください。

――特定のワールドに、公式のロールプレイ推奨ワールドというマークを付ける予定はありますか?

吉田氏: ワールドのリストに、このワールドはロールプレイ推奨ですというアイコンや表記を付けるのは、作業自体は一瞬で終わります。でもそれをやっていいのかをすごく悩んでいます。なぜかというと、もう「新生エオルゼア」から4年経っていて、例えばBalmungにいる多くの人が、ロールプレイ推奨でもいいと思っていても、そういうつもりでこのワールドを選んだわけじゃないという人がいるのではないかと思っています。そこで、もしロールプレイ推奨になったときに、ロールプレイしないやつはほかのワールドに行けということになるのが怖くて、どうすべきか悩んでいます。

 もし可能であれば、どのくらい要望の声があるのかアンケートでもやってみたほうがいいのかなと思っています。前向きではありますが、どのタイミングで決断したらいいかを悩んでいるところです。

■ベテランリワードに続く新たな長期プレイボーナスが登場

 ベテランリワードは現状のものまでで一段落し、新たな長期プレイボーナスの第1弾として、マウント「ファルコン号」GET!キャンペーンが開催される。「紅蓮のリベレーター」の製品版を購入し、かつキャンペーンの期間中に累積プレイ可能日数が90日以上あると、マウント「ファルコン号」がもらえる。後日、詳細な条件などが記載された特設サイトが公開される予定なので、そちらもチェックして欲しい。今後も、期間を設定し条件をクリアするとマウントや装備がもらえるキャンペーンが行なわれていく予定だ。

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GAME Watch,石井聡(クラフル)

最終更新:6/14(水) 20:22
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