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新戦力、初登板で結果=山口俊から無安打継投-プロ野球・巨人

6/14(水) 22:55配信

時事通信

 日に焼けた巨人の山口俊の頬を涙が伝った。「長く感じた。勝ててほっとした」。フリーエージェント(FA)で移籍しながら右肩痛で出遅れ、2軍暮らしを経ての初勝利。お立ち台でこらえられなかった。

 立ち上がりから得意のフォークがさえた。四回まで毎回奪三振。六回、2四球などで招いた2死一、三塁のピンチも今宮を二ゴロに仕留めた。その裏に坂本勇の2ランで均衡が破れて6回無安打で降板。山口俊は「見ての通り、スピードも落ちていた」と笑ったが、堂々のデビューとなった。

 前日、退任した堤前ゼネラルマネジャーから「頑張ってくれ」と声を掛けられた。FA交渉で「君の力が必要だ」と言ってくれた恩人の前では投げられなかった。「自分の責任はすごくある。勝つことで恩返ししたい」。先発ローテーションを守ることを誓った。

 新戦力の好投に引っ張られ、七回からはマシソン、九回をカミネロが締め、3人で無安打無得点。高橋監督は「一番いい形で勝てた」。エースの菅野の完投勝利に続いて、新戦力が初登板で白星。不振を抜け出すには、絶好の連勝となった。

最終更新:6/14(水) 23:01
時事通信