ここから本文です

京口紘人、“浪速のジョー”直伝左ボディーで世界王座奪取へ

6/15(木) 6:04配信

スポーツ報知

◆報知新聞社後援 プロボクシング ダブル世界戦 ▽IBF世界ミニマム級(47・6キロ以下)タイトルマッチ12回戦 ホセ・アルグメド―京口紘人 ▽WBA世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 田口良一―ロベルト・バレラ(7月23日、東京・大田区総合体育館)

 東洋太平洋ミニマム級王者・京口紘人が“浪速のジョー”直伝の左ボディーで世界王座奪取を狙う。7月23日に東京・大田区総合体育館でIBF同級王者ホセ・アルグメドに世界初挑戦することが14日、都内で発表された。少年時代に元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(47)に指導された自信のパンチで王者撃破を目指す。WBA世界ライトフライ級王者・田口良一もV6戦を行い、ダブル世界戦(報知新聞社後援)となる。

 世界初挑戦ながら興行のトリを務めることになった京口に、緊張の色はなかった。「大きなチャンスを頂けてうれしく思う」。プロデビューからわずか1年3か月、8戦目での世界初挑戦。王座奪取なら試合数では5戦目の田中恒成(畑中)、6戦目の井上尚弥(大橋)、7戦目の井岡一翔(井岡)に次ぐ日本選手4位タイだが、デビューからの期間でいえば“最速”となる。

 自信を持つパンチがある。「浪速のジョー」辰吉丈一郎から直接指導を受けた左ボディーだ。京口は父・寛さん(49)が道場を運営していた縁で空手を3歳から始めた。だが「空手ではプロはないが、ボクシングならある」と決心。12歳でボクシングを始め、大阪帝拳ジムの門をたたいた。そこで辰吉に出会った。

 京口は「ジョーちゃん」と呼んで慕い、中2の終わり頃まで一緒に練習。「夏休みの間は毎日のように一緒に練習して、終わったらマクドナルドに連れて行ってもらった」とかわいがられた。プロデビュー後も大阪での試合には応援に駆けつけてくれたという。

 伝説の元世界王者に教えられたのは「しなるように小指から当てに行く」左ボディー。「1日6ラウンド、左ボディーだけをサンドバッグに打ち込んでいたこともあった」。猛練習で鍛え上げ「自信があるパンチ」だという。「ジョーちゃん直伝の左ボディーで必ずKOで倒して王者になる」。辰吉と同じプロ8戦目で世界のベルトを巻く。(三須 慶太)

 ◆京口 紘人(きょうぐち・ひろと)1993年11月27日、大阪・和泉市生まれ。23歳。現在はグリーンツダジム所属のプロボクサーで兄の竜人(26)の影響などで12歳からボクシングを始める。大商大時代には主将も務め、2014年度国体成年の部ライトフライ級優勝。アマ戦績は52勝(8KO)14敗。昨年4月にプロデビューし、今年2月に東洋太平洋ミニマム級王座を獲得(防衛1)。家族は両親と兄、姉。右ボクサーファイター。

最終更新:6/15(木) 6:04
スポーツ報知