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OLから『ズムサタ』司会13年、“実はネガティブ”望月理恵の努力

6/16(金) 6:00配信

オリコン

 日本テレビ系土曜朝の情報番組『ズームイン!!サタデー』(前5:30)の司会に望月理恵(45)が就任してから、今年10月で丸13年になる。毎週ゲストを迎えるトークコーナー『スナックモッチー』も好評で、番組の顔として定着している望月だが、実はタレント転身前は一般企業のOLだったという意外な経歴を持つ。明るく、爽やかに週末の朝を盛り上げ、「みなさんに元気を与える存在になりたい」と笑顔を浮かべる望月にインタビューを敢行。これまでの活躍の裏には知られざる努力があった。

【別カット】パンツでスタイル抜群の望月理恵

■きっかけは「海外にタダで行ける」順調デビューもぶつかった壁

 「タレントになる前は関西で車の会社に勤めていました。社会人生活は2年ほどです。ちょうど会社を辞めるタイミングで『世界ふしぎ発見!』(TBS系)のオーデションを受けたのが芸能界入りのきっかけでした。それもオーデションの開催される東京や、海外にタダでいけると気軽な気持ちで受けたんです(笑)」。

 トントン拍子に話が進んでミステリーハンターとしてデビューを果たしたが「レッスンなども受けずすぐにロケだったこともあり『ふしぎ発見』では、とにかく原稿が読めませんでした。元々、関西弁で発音の仕方も違いますから、どういう風に読んでいいのかすらもわからなかった。そんなとき、カメラマンさんに『俺に話しかけるようにしゃべって』とアドバイスされたんです。そこで初めて『伝える』と『読む』は違う作業なのだと気付かされました」。

 「局アナ経験もなく、事務所に先輩はいましたが同じ現場ではないので会うこともないので、誰かから技術を教えてもらえる機会もありません。だから自分で努力するしかなかった」。小学校の頃からの憧れだったラジオパーソナリティーに起用されるなど夢を実現せた裏では「NHKを観ながらアナウンサーの人の後に続いて読んでみる、とか、新聞の一面を声に出して毎日読む…とか自分で課題を決めていました。現場ではスタッフみんなが先輩であり師であった。周囲の人から学ばさせていただく日々でした」と自分なりに研究と努力を重ねた。

 そのかいあってか、30代前半で『ズムサタ』MCという大役をゲット。「始めた頃はいっぱいいっぱいでした。とにかく原稿を読む、生放送を消化することに精一杯。でも今では誰かの言葉を拾ったりフォローしたりと周りが見えるようになりました」。ラジオ番組から関わるスタッフも格段に増えたことで、スタッフにすすんで話しかけ、幅広い世代の視聴者を意識してメイクや服装など見た目も気にするようになり、13年の時を経て今ではMCとして番組を引っ張る存在になった。

■『スナックモッチー』を経て変化「人に対して恐れることがなくなった」

 開始から3年になる『スナックモッチー』は収録のコーナーではあるものの、毎週、やってくるゲストはほぼ初対面。いつも明るくフランクなムードでその人の素顔を引き出しているようにみえるが、カウンターを挟んでの距離もすごく近いため、意外にも「ほとんど緊張している」のだそう。「最初は怖かったです。ゲストの人が自分とは違う意見だったり、逆に黙ってしまったり。でもそれは当たり前のことで、なんでも自分と同じ意見ということの方が珍しいですよね。沈黙だってその人の間があるわけだから恐れずに待つ。図太くなりました。人に対して恐れることがなくなった」。

 初対面の人と仲良くなる秘訣を聞いてみると「思ったより、会話がはずまなかったりすると正直『うわ~、どうしよう』と思うこともあります(笑)。そういう場合は“自分はあなたのことをこれだけ興味があります”という気持ちを表す。例えば、その人への今までの印象、出演されている映画の感想、事前に資料もたくさん確認して臨みます」とコツを教えてくれた。実際に、インタビュー中でも「そういうことってないですか?」「どう思いますか?」と、記者に逆質問して積極的にコミュニケーションを図ってくれる彼女と接してみて、きっとゲストも「また話したい」と思うだろうな、そう身をもって感じた。

 最近では自らの経験を踏まえた著書『はずむ!「会話」の作り方 ネガティブな私が“会話の仕事”を続けられる50の方法』(辰巳出版)を上梓。実は“ネガティブ”だという望月は「反省しいなのでもっとこうすればよかったなと悩むことがたくさんあります。そういう時は嫌なことを誰かに話したり、紙に書いて捨てたり、自分の頭のなかから離す。自分を盛り上げくれるのは自分しかいないので、なるべく自分で元気づけられるように頑張る。自分で自分を盛り上げる方法を知っていれば人のせいにもしない」と年を重ねるにつれて気持ちのリセット方法も心得てきた。
 
 気になる今後は「あれやりたい、これやりたいというのは特にないタイプなので、目の前のことをコツコツとスキルアップさせていきたい。『ズムサタ』も先のことはわかりませんが60歳になってもやっているかもしれないですよね(笑)。今のモチベーションでやっていきたいです」と掲げる。最近は「一人生活に慣れてしまって一人でも楽しい(笑)」とシングルライフを満喫中だが「50歳くらいでパートナーを見つけるのもアリなのかな? 選択肢としてはもちろん一人で生きていくことを考えて貯金通帳を眺めて考えたりもしますが(笑)、いつかパートナーが欲しいとは思います」。人生はまだまだこれから、“モッチー”の挑戦は続いていく。

最終更新:6/16(金) 10:21
オリコン