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浅草寺五重塔「チタン瓦」に 喜多方で開発製造、ふき替え完了

6/14(水) 11:17配信

福島民報

 東京都台東区の浅草寺は13日、チタン瓦にふき替えた五重塔を報道陣に公開した。瓦は社寺建築用の金属屋根などを手掛けるカナメ(本社・宇都宮市)の喜多方工場(福島県喜多方市)で開発・製造され、会津地方の職人9人が昨年5月から約1年がかりでふき替えた。
 チタン瓦は耐久性に優れ、修繕の必要はほぼない。土瓦やアルミ瓦に比べて軽いのも特長だ。五重塔には厚さ0・3ミリ、重さ約100グラムで、濃淡が3種類の約5万7千枚を使用した。
 浅草寺では平成19年に宝蔵門、22年に本堂で同社のチタン瓦が採用された。東日本大震災の大きな揺れでもずれ落ちなかったという。カナメの安藤修一取締役工場長(63)は「五重塔の瓦の仕上がりは想像以上だ。福島のものづくりの力を全国に発信したい」と話した。
 昭和48年に再建された五重塔は老朽化が進み現在、約6億円をかけて改修工事が行われている。今年9月に終了する予定。

福島民報社

最終更新:6/14(水) 14:31
福島民報