ここから本文です

英女王夫妻 日立高速鉄道車両に乗車 175年前の鉄道旅たどり

6/14(水) 9:16配信

産経新聞

 【ロンドン=岡部伸】英国のエリザベス女王は13日、175年前にビクトリア女王が初めて鉄道旅行を行ったロンドン郊外スラウからロンドン中心部パディントンまでをたどる式典に参加した。夫フィリップ殿下と日立製作所が造った高速鉄道の新型車両に乗車した。

 式は英鉄道運行会社が開いたもので、女王夫妻は約20分間乗車した。175年前の1842年6月13日に、ビクトリア女王は英王室で初めて鉄道で旅行した。

 パディントン駅に着いたエリザベス女王と言葉を交わした鶴岡公二駐英大使は、「女王は大変快適な旅を楽しんだ。日本製車両に乗られて日本人として非常に光栄に思う」と語った。また日立の正井健太郎執行役常務は「(女王の乗車で)安全性をアピールできた」と喜んだ。日立の車両は山口県下松市の笠戸事業所で製造された。

 日立はニュートン・エイクリフ(英国ダーラム州)に鉄道車両工場を建設し、2015年9月から都市間高速鉄道計画(IEP)などに導入する車両製造を手がけている。

 関係者によると、6月3日、ロンドン中心部でテロが発生、女王の出席が危ぶまれたが、警備を強化して実施に踏み切った。

最終更新:6/14(水) 9:16
産経新聞