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【函館スプリントS】キングハート、中谷と重賞獲り!

6/14(水) 9:25配信

サンケイスポーツ

 今週から北海道シリーズがスタート。函館競馬の開幕週は、サマースプリントシリーズの初戦、函館スプリントステークス(18日、GIII、芝1200メートル)が行われる。GI馬セイウンコウセイも参戦するが、注目はキングハート。前走でオープン特別を勝ち、勢いに乗っており、コンビを組む中谷雄太騎手(37)ともども重賞初制覇を狙う。

 人馬ともに初のタイトル奪取に向け出港だ。前走の鞍馬Sでオープン初勝利を挙げたキングハートが、相性抜群の中谷騎手とのコンビで、JRA唯一の海が見える競馬場の開幕重賞に乗り込む。

 日曜昼に函館に入厩。気温10度とまだ肌寒かった火曜の朝は、中谷騎手を背に角馬場で調整した。

 「前走は騎乗しませんでしたが、楽な勝ち方でしたね。レースを使っていっても、引っ掛かりませんし、直線はしっかりと伸びてくれる。重い馬場もこなすので、洋芝でも大丈夫ですよ」

 コンビで【4・3・0・2】の好成績を誇るデビュー20年目のベテランが目を細める。前走は好位の外から、残り200メートル過ぎで先頭に立ち押し切った。クビ差の着差以上に余裕があった。

 「前走後も変わらず順調ですね。460キロだったデビュー時に比べ、馬体も大きくなりましたし、徐々に力をつけてきています」と柄崎調教厩務員も好感触を伝える。

 春のスプリント王セイウンコウセイとは6走前の渡月橋Sで対戦。そのときは重馬場で逃走を許し、0秒4差の2着だった。柄崎調教厩務員は「今の充実ぶりなら頑張ってくれると思います」と白旗を上げる気は毛頭ない。

 3戦ぶりに手綱を取る鞍上も「強い馬がいるけど、勝負はやってみないと分からない。僕も重賞を欲しくないと言ったら嘘になるし、勝ちたいですね」と、重賞初制覇に意欲を見せる。

 着実にキャリアを重ねたベテラン騎手と成長力豊かな4歳馬のコンビが、100万ドルの夜景の街、函館で輝く。 (花田隆)

★肌寒い函館

 今週土曜に開幕する函館競馬。スポーツ紙の記者、カメラマンは火曜の朝から本格的な取材の開始となった。

 調教開始の午前5時30分はまだ肌寒く、半袖シャツの上に厚手の上着を重ね着して、さらに薄手のジャンパーを羽織って取材に向かった。6月の函館の平均気温は約16度。生まれも育ちも函館の記者は、20年を超える本州生活で、この時季のふるさとの寒さをすっかり忘れていた。上着は函館到着後に購入したもの。手痛い出費でした。(H)

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