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叱りすぎてない? 反抗期のわが子にイライラする理由

6/14(水) 6:50配信

All About

◆「思秋期」の親に似ているのは誰?

子どもが思春期に入ると、親に何かと反発し、批判的な言葉を口にするようになります。すると、親は苛立ちを抑えきれず、つい「生意気言うな!」「誰のおかげで生活できると思ってるの?」といった感情的な言葉をかけてしまい、険悪ムードになることがしばしば・・・・・・。「思春期の生意気さも成長の一プロセス」と頭ではわかっているのに、どうして感情を抑えられなくなってしまうのでしょう? その謎を解く言葉に、「思秋期」というキーワードがあります。

思春期の子を育てる親の年齢は、大方が40代。この年代は、「人生の秋」を思う時期という意味で「思秋期」と呼ばれる時期にあたります。失った若さにちょっぴり未練を覚えながらも、老年期への準備を考えるにはまだ早いと感じるのが、思秋期の大人たち。そんな宙ぶらりんな自分に、モヤモヤ感を抱えやすい年代なのです。

ところで、このどっちつかずで定まらない感じ、誰かに似ていると感じませんか? そうです。「子ども」とは認めたくないけど、「大人」にもなりきれない思春期の子どもたちと、そっくりではありませんか! 思春期の子と思秋期の親は、お互いに中途半端な自分にモヤモヤしやすい時期だからこそ、感情的にぶつかりあってしまうのです。

◆せつない思秋期 VS 無理解な思春期

さらに、思秋期の親が思春期の子に感じる苛立ちの背景には、大きく2つの原因があります。一つは、この時期特有の「体調の変化」です。「夏」を思わせるようにがむしゃらに走り続けた30代と違い、少し頑張りすぎると疲れを感じ、けだるさを覚えるのが思秋期の大人たち。本人はまだまだ若いつもりでも、筋力が落ち、代謝が落ち、免疫力も落ち、確実に体の衰えは進んでいます。

「このくらいのことがなぜしんどいのか」とわが身のふがいなさにため息をつく一方で、同じことを難なくこなせる若さへのジェラシーをふと感じてしまう。頭では大人げないことと分かっていながらも、エネルギッシュな若さしか知らないわが子から、「休日に寝てばかりいる人に、あれこれ言われたくないんですけど!」などと無理解な一言を掛けられてしまうと、無性に腹が立ち、つい衝突してしまうのでしょう。

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最終更新:6/14(水) 6:50
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