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4年越しの激写! 水の中で木の枝を運んでいるビーバーの姿

6/14(水) 8:11配信

ギズモード・ジャパン

家族のためなら重い枝もよっこらせ!

先日bioGraphicで公開された下の写真は、フォトグラファーのLouis-Marie Preauによってフランス西部のロワール地方で撮影された1枚。腹を空かせたヨーロピアンビーバーが、子供に食事をやるためにポプラの枝を咥えながら泳いでいます。水中でのビーバーの姿を捉えた写真は数あれど、この姿はちょいと珍しいかもしれません。

【画像】先日bioGraphicで公開された写真

Preauさんは撮影するのに苦労したそうで…。bioGraphicによると:

(Preauさんが)この親しみが湧くようなシーンの撮影に成功するまで4年かかりました。毎晩、シュノーケリングギアとおもりを身につけて、彼は身動きもせず2、3時間も川床にじっと横たわっていたのです。そしてついにある晩、彼の辛抱強さが報われました。Preauさんが水の中に潜ったばかりのタイミングで、この親ビーバーが3匹の子ビーバーに餌をやるために採れたてホヤホヤのポプラの枝とともに戻ってきたのです。

ヨーロピアンビーバーは人類が現れる前から存在していましたが、その数は中世初期から大幅に減り始めました。国際自然保護連合によれば、20世紀初頭には1,200頭ほどに減ってしまったとか。その原因となったのは、毛皮、肉、そして肛門近くの包皮腺から分泌され香料として使われる海狸香を得るための人間による乱獲でした。

しかし、保護策でビーバーの数は持ち直し、現在は急激に増えているとのこと。

ビーバーはキーストーン種として、環境に強い影響力を持っています。ニューメキシコのアニマルプロテクションの報告書によれば、彼らが作るダムは他の動物が住まう湿地を形成でき、さらに水を浄化して浸食を減らすんだとか。

とまあ、雑学はこのへんにしておき、頑張れ親ビーバー!

Image: c いらすとや. All Rights Reserved. via かわいいフリー素材集 いらすとや
Source: biographic, biographic_magazine/Instagram, IUCN Red List, National Geographic, Animal Protection of New Mexico

Ryan F. Mandelbaum - Gizmodo US[原文]
(たもり)