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サッカーブラジル全国選手権=開幕から一カ月、スタートダッシュに成功したのはコリンチャンスとグレミオ

6/14(水) 7:44配信

ニッケイ新聞

 今年のサッカーブラジル全国選手権も開幕から1カ月が経ち、第6節までを終了した。
 ここまで唯一、無敗の5勝1分勝ち点16で首位を行くのはコリンチャンスだ。開幕前の評価はそれほど高くなかったが、監督のカリーリが植え付けた守備の意識が浸透し、着実に勝利を積み上げている。
 開幕からのスコアは、1―1、1―0、1―0と、3節を消化した時点では、「攻撃に迫力がない」との批判も出たが、それ以降は2―0、5―2、3―2と逆に出入りの激しいサッカーになっている。
 2位につけているのはグレミオで、5勝1敗勝ち点15。コリンチャンスとの差は僅かに勝ち点1だ。
 リオ五輪代表FWのルアンや、ドルトムントでは日本の香川ともコンビを組んだ、元パラグアイ代表のルーカス・バリオスが好調で、6試合で16得点とリーグ最多得点を誇っている。
 一方、意外なチームが波に乗れず、下位に沈んでいる。パルメイラス(勝ち点7・13位)、フラメンゴ(勝ち点7・15位)、アトレチコ・ミネイロ(勝ち点6・16位)の3チームだ。
 どのチームも、同時進行のリベルタドーレス杯で16強入りを果たしており、メンバーも各国代表選手ぞろい。リーグ戦は始まったばかりで、まだそれほど悲観する必要もないが、そこはブラジル、サポーターの忍耐は長くは持たない。そろそろ大きく連勝し、順位を上げたいところだ。
 最下位にしずむのは、これもリベルタドーレス杯で16強に残っているアトレチコ・パラナエンセだ。
 唯一、未勝利の同チームは、2分4敗で勝ち点は2しかない。現在は、今期の途中、全国選手権開幕前にパルメイラスを解任されたエドゥアルド・バチスタ監督が指揮をとっているが、早くチームを上昇気流に乗せないと、2度目の解任も充分に起こりうる。
 同選手権のリーグ戦は今、平日も毎週のように試合が組まれ、1週間に2試合のペースが続く。移動の負担もあり、しばしば、「これでは選手のコンディション維持にしか時間を割けない。戦術的成熟度を高める時間がない」と言われる中、選手たちは本当にタフな戦いを強いられている。
 5月13日に開幕したリーグ戦は、12月3日まで行われる。 (規)

最終更新:6/14(水) 7:44
ニッケイ新聞

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