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インスタ映え写真を撮り放題 ウィラー「ジェニックビークル」(仮称)配車へ

6/14(水) 7:20配信

乗りものニュース

車内で観光ガイドサービスを受けられる

 高速バスや旅行マーケティング事業を手掛けるウィラーは2017年6月12日(月)、ベトナムで「ジェニックビークル」(仮称)の配車サービスを開始すると発表しました。近年注目を集める、インスタグラムなどのSNSで映える「フォトジェニック」な写真を好む旅行者を取り込む構えです。

【写真】「ジェニックビークル」(仮称)の車内

 定員7名の「ジェニックビークル」(仮称)は車内に冷蔵庫やトランク、Wi-Fiなどをそろえ、現地での旅を楽しみながらインターネット上に写真を即時アップすることが可能。クルマは「プレミアム」と「エグゼクティブ」の2種類、料金も「4時間コース」と「8時間コース」の2種類があり、「プレミアム」の4時間コースは8800円から、8時間コースは1万1800円から、「エグゼクティブ」はそれぞれ9800円から、1万2800円から、運転手付きのクルマを貸し切ることができます。「エグゼクティブ」のみ、現地スタッフによるオンラインコンシェルジュサービスによるレストラン予約や、GPSと連動した観光ガイドサービスなどを受けることができます。車両とIoT化された車内サービスは同社が開発・運営し、運行はベトナムのMai Linh社が行います。実際の運行は7月18日(火)からで、配車はホーチミン市内であればどこでも無料です。

「目的を決めてから、行き先を決める時代」

 今回のサービスは、ウィラーが2016年9月にベトナムの首都ハノイに現地法人「ウィラー・ベトナム」を設立したことがきっかけとなりました。まずは2両でサービスを開始し、現地でのマーケティングを半年間かけて実施。10両まで展開する予定です。車両の稼働率は70%を想定。バス事業と同様に、利用客は60%が女性と見込んでいるとのこと。今後は東南アジア10か国からなるASEAN(東南アジア諸国連合)全体に進出を予定しているそうです。

 都内で6月12日(月)に行われた発表会で、ウィラーの村瀬茂高社長(瀬は正しくは旧字体)は「(かつての旅行者は)行き先を決めたあとに、目的地を決めていました。しかしいまではSNSで見つけた美しい絶景や食事という目的を決めてから、行き先を決めています。カリスマ・インスタグラマーの登場で風景や地域の『見え方』が変わってきています」と話しました。また村瀬社長は「海外でピンクのビークルを見たら、すぐにウィラーを思い出せるぐらい、サービスを普及させていきたい」と意気込みをかたっています。

 2017年10月と11月からはドイツとフランス、ベルギー、オランダを遊覧バスで巡る「ヨーロッパ ジェニック旅」の運行も予定。ウィラーはベトナムを含めた「ジェニック旅」を、「シェアライドサービス」「コンテンツツーリズム」「WILLER GATEWAY」と並ぶ「第3期成長戦略」の4つの柱に据えることで、2020年の売り上げ500億円を目指します。

乗りものニュース編集部

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