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魚の血液型はAに児童「えー」…輸血できる? 幸手の小学校で魚教室

6/14(水) 10:30配信

埼玉新聞

 埼玉県幸手市下川崎の市立長倉小学校(飯塚忠明校長、全校児童526人)で9日、カツオをさばいて魚の生態を知る「お魚教室」が6年生76人を対象に開かれた。包丁でさばかれていくカツオに子どもたちは興味深そうに見つめ、魚について湧き出てくる疑問を次々と口にした。

 今年で5年目となる教室は理科の時間に実施された。さいたま市桜区田島で給食用冷凍食品やチルド食品の製造や販売を行う「海洋水産」の山口俊裕さん(62)と、川辺洋一さん(52)が講師を務め、魚の生態や命の尊さを伝えた。

 山口さんは神奈川県小田原市の魚屋で生まれ、築地で魚を30年間さばいてきたベテラン。山口さんが手際よくカツオをさばいていくと、児童たちからは「うわぁ」「キャー」と、驚きの声が上がった。

 カツオの中からは、カツオが食べたとみられる別の魚の骨が出現し、児童らは身を乗り出してのぞき込んだ。カツオに触った八鍬龍斗君(12)は「ザラザラ、ツルツルしているところ、堅いところや柔らかいところが分かって、分かりやすかった」と興味津々だった。

 児童からは「魚が魚を丸のみしたら魚は動きますか」「どうやって魚は空気を吸うの」「どうして魚は動き続けないと生きられないの」などと質問。川辺さんは一つ一つ丁寧に答えた後、昨年の教室で6年生が質問した「魚の血液型は何型か」を紹介。川辺さんが「全部A型だよ」と説明すると、児童らは「えー」と驚いた。

 「人の血に輸血はできるの」と、児童から再び質問の手が上がり、川辺さんは「魚と人の血液は違うからできないんだよ」と答えていた。

最終更新:6/14(水) 10:30
埼玉新聞