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アルコニックス系の大羽精研、産機・車部品能力を増強

6/14(水) 6:02配信

鉄鋼新聞

 アルコニックスグループの製造子会社で精密研削加工などを手掛ける大羽精研(本社・愛知県豊橋市、社長・尾崎幸一氏)は生産能力を増強する。約7億円を投じて本社工場内に新工場棟を建設し、設備の新設や組み立てラインを拡充する。需要が好調なチップマウンター部品や自動車関連部品の生産能力を引き上げ、2019年までに売上高を15%増の70億円まで高める考え。

 既存敷地内に建設する2階建ての新工場棟は、延べ床面積2400平方メートルを予定。1階部分に自動車部品の試作ライン、2階部分にチップマウンター部品の組み立てラインを来春をめどに設置する計画としている。7日には現地で地鎮祭を行い、正木英逸アルコニックス社長や尾崎幸一大羽精研社長が出席した。
 大羽精研を取り巻く需要環境は、スマートフォン需要の拡大や自動車の電装化の進展を背景に半導体を製造するためのチップマウンター需要が拡大。また自動車用精密部品の引き合いも増加しており、大羽精研の工場設備は高い稼働状況が続いている。こうした中、ユーザーの増産要求に対応するためには既存工場では設備余力が足りないと判断。既存敷地内に新たな建屋を建設し、能力を増強することを決めた。
 2013年にアルコニックスグループ入りした大羽精研は1973年に創業した研削加工メーカー。プリント基板にLSIやコンデンサーなどの電子部品を設置するチップマウンターの主要部材を量産しているほか、自動車用部品の試作・少量量産などを手掛けている。

最終更新:6/14(水) 6:02
鉄鋼新聞