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小さめも「甘さ例年以上」 黒皮スイカ出荷スタート /富里

6/14(水) 11:12配信

千葉日報オンライン

 種がほとんどない黒皮スイカ「ブラックジャック」が出荷シーズンを迎え、全国有数のスイカ産地の千葉県富里市で13日、品質の統一基準を定める査定会が開かれた。同市七栄のJA富里市(富里市農協)には地元の生産農家らが集まり、身のつまり具合や糖度を確認した。

 ブラックジャックスイカは皮のしま模様が漆黒に近い黒色なのが特徴。黒い種ができにくい品種で、果実には小さな白い種が少しある程度のため、そのまま食べられる。高温期に安定した収穫が見込めるため、6月中旬から7月中旬が出荷のピーク。

 同JAでは5年前から栽培を始め、現在では約60人の農家が生産。期間中に2個入り3万ケースの出荷を見込んでいる。

 この日の査定会は、各農家が同じ基準で等級を判断できるようにするのが目的で、参加者たちはスイカを手に取って、等級を分ける目安となる傷の有無や色つやを確認。また、その場でスイカを切って糖度や味も確かめ、本格的な出荷に備えた。

 同JA西瓜部の杉本好一部長(65)によると、今年は雨が少なく、日照が十分だった一方で早朝は冷え込み、生育に適した天候。やや小さめだが甘さは例年以上で、「7月でも市場で戦える、担い手の希望となるスイカにしたい」と話した。