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文芸山口創刊60周年で映画制作

6/14(水) 14:00配信

宇部日報

会員が役者に、年末に上映会

 総合文芸誌「文芸山口」(浜崎勢津子代表)のメンバーが、映画制作に取り組んでいる。創刊60周年記念事業の一環で、年末に山口市内で上映会を予定。50~80歳代の出演者がセリフ覚えに悪戦苦闘しながらも、生き生きと稽古に励んでいる。

 脚本は同人の矢和田高彦さんによる「鉢の骨」を基にした。主な登場人物は家族の供養を続ける老兄妹。2003年、共同墓に残された赤ん坊の骨から母の不義を疑うようになった兄は、母の供養を拒否するようになってしまう。兄とは対象的に、母と赤ん坊を弔おうとする妹のある決意を描く。

 同人で元会社員の藤田義隆さん(65)=円政寺町=が監督・脚本・演出を手掛ける。藤田さんの友人であるアマチュア音楽家、伊藤龍雄さんが主題歌やBGMを担当。音響・編集では、山口大の映画制作サークル「ロイヤルミルクティー」の協力を得るなど、若手とのコラボレーションも見どころだ。出演者は同人と会員を中心に、会社員、主婦、退職したお年寄りら8人。今年1月に顔合わせを行い、月に1、2回市内のカラオケスタジオで練習を重ねている。撮影は9~10月の予定。

最終更新:6/14(水) 14:00
宇部日報