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そもそも小池新党とは何なのか。党幹部が語る「都民ファースト」の意味

6/14(水) 17:48配信

BuzzFeed Japan

東京都の権力を自民党から奪うのか。小池百合子知事が率い、初めての都議選に挑む「都民ファーストの会」。小池人気に引っ張られる候補者たちを、自民の下村博文・都連会長は「烏合の衆」とこき下ろす。その実力は。そして、何を目指すのか。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

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BuzzFeed Newsは都民ファーストの音喜多駿・都議団幹事長に取材した。音喜多氏は、できたての党をこう表現した。

「小池新党というのが一番わかりやすいですね」

都民ファースト設立の経緯

そもそも都民ファーストは、小池知事が塾長を務める「希望の塾」の主催団体として、2016年9月に設立された。

都議選を見据えて本格的な活動が始まったのは2017年1月。解党した「みんなの党」の流れを組む音喜多氏らが参加し、現在、定数127の都議会で5議席をもつ。

現有議席は都議会自民党の56よりもはるかに少ないのに、台風の目になっているのはなぜか。それは、ひとえに小池人気の賜物だ。

民進から大量の鞍替え候補、衆院議員の妻までも

これまでの公認候補は48人。無所属の現職都議や「希望の塾」の塾生のほか、小池人気にあやかろうと、自民党や民進党からの移籍者も相次いだ。

民進からは16人が離党。6月6日には民進党役員室長の柿沢未途衆院議員の妻・柿沢幸絵都議も民進を離れて都民ファーストに支援を求めた。

いずれも都民ファーストから公認か推薦を受ける。選挙の前から民進はガタガタになり、都民ファーストの勢いが増している。

また、自民から移籍し、公認候補となる都議や区市議らも11人いる。

小池人気に集う候補者たち。支持勢力である「友党」は公明と生活者ネットだ。それぞれの候補に推薦を出す。

この状況を自民側は「烏合の衆」と批判する。もともと、所属がバラバラだった人たちが何をなそうと言うのか。

都議会自民党を徹底批判 「既得権をリセットする」

音喜多氏は言う。

「私たちは、小池知事のやっている情報公開や、無駄遣いを改めるという『東京大改革』を議会から推し進めていく勢力です」

「いままでの都議会自民党がやってきた政治は、予算を一部の方々に差配するもの。税金の使い道が都民のほうを向いていなかった」

「私たちはそこを改め、いわゆる既得権をリセットして、本当に都民が必要としていることにお金をあてる政治をします」

今回の選挙に名前をつけるとすれば?

「小池選挙でいいと思います。小池夏の陣ですよ」

2015年、都知事選で自民候補を破った選挙の再来というわけだ。

「長きにわたり議会を牛耳ってきて、村社会のような因習をつくったのは、都議会自民党です。その体制を切り崩し、友党を含めた知事支持派で多数を取るのが私たちの目標。小池or Notの選挙になると思います」

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最終更新:6/14(水) 19:12
BuzzFeed Japan