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福知山線脱線事故 歴代3社長の無罪確定へ、最高裁「危険性が認識されていた事情うかがわれない」

6/14(水) 17:30配信

AbemaTIMES

 乗客107人が死亡したJR福知山線の脱線事故をめぐり、強制起訴されたJR西日本の歴代3社長の裁判で、最高裁は検察官役の指定弁護士の上告を退ける決定をした。3人の無罪が確定することになる。

 2005年4月、兵庫県尼崎市でJR福知山線の快速電車が制限速度を超えてカーブに進入し脱線。線路脇のマンションに衝突し、乗客106人と運転士が死亡、562人が重軽傷を負った。

 JR西日本・元会長の井出正敬被告と南谷昌二郎被告、元社長の垣内剛被告は業務上過失致死傷の罪で検察官役の指定弁護士に強制起訴されたが、いずれも無罪を主張していた。1審・2審では「事故の具体的な予見可能性はなかった」と3人に無罪を言い渡し、指定弁護士が上告したが、最高裁は6月12日付の決定で「カーブへの自動列車停止装置の整備は義務付けられておらず、組織内で本件カーブの危険性が特に高いと認識されていた事情もうかがわれない」などとして、指定弁護士の上告を退けた。歴代3社長の無罪が確定することになる。

(AbemaTV/『原宿アベニュー』より)

最終更新:6/14(水) 20:39
AbemaTIMES