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担当者「電話中」で遅れ… セコムの犯人撃退システム 窃盗犯が去った40秒後に作動

6/14(水) 20:02配信

BuzzFeed Japan

2012年の暮れ、都内の中古ブランド品を扱う店舗に2人組の窃盗犯が入った。その店舗には、煙と音で犯人を撃退するセコム社のセキュリティシステムがあった。ところが、そのシステムが作動したのは、窃盗犯が逃げ去った後だった。【BuzzFeed Japan / 渡辺一樹】

この点について、店舗側がセコム社と保険会社に損害賠償を求めた裁判で、東京地裁(吉村真幸裁判長)は6月14日、セコムについて「対応が遅かった」「債務不履行があった」と問題を指摘する判決を下した。

その一方で、盗難品などの損害賠償については、セコムの警備請負契約についていた高額商品特約でセコム社が免責されるため、保険会社が支払うべきだと判断。セコム損害保険に約1100万円、東京海上日動火災に約700万円の支払いを命じた。

そもそも、どんな事件だったのか。

犯行の様子は、店舗内の防犯カメラに残されていた。BuzzFeed Newsはその映像を入手した。

2012年12月16日午前5時38分ごろ、覆面をした2人組の犯人が、ビルのドアをバールを使って1分30秒ほどでこじ開けた。

犯人2人は階段で2階に上ると、午前5時39分58秒、店舗ドアをバールでたたき割り、店舗内に侵入した。

犯人のうちひとりはバールでショーケースを壊してまわった。もうひとりがその後から、高級時計などを盗って回った。

店内を物色していたのは約1分間。犯人たちは高級ブランドバッグを複数抱えて、ドアから逃走した。犯人はまだ捕まっていない。

防犯システムは?

セコム社の説明によると、煙で犯人を撃退するシステム「フォギーユニット」は、万が一泥棒が侵入した際、大きな音と白煙で撃退するものだ。

監視カメラの映像などで異常を確認したセコムの社員が、遠隔操作でスイッチを押すと、現場が白煙で満たされるという仕組みとなっている。

ところが今回、この「フォギーユニット」が作動したのは、犯人が店舗から出ていった約40秒も後だった。

防犯カメラには、すでに無人となった店舗内に、白煙が充満していく様子が記録されていた。

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最終更新:6/14(水) 20:31
BuzzFeed Japan