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ソフトBのキューバ人「二刀流」コラス、投手でベール脱ぐ 18歳の実力は…

6/14(水) 16:07配信

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投手“デビュー”で無限のスケール、最速145キロ計時で入来コーチ「パワーがある」

 ソフトバンクのキューバ人「二刀流」のオスカー・コラス内野手兼投手が14日、3軍が行った楽天との交流戦(タマスタ筑後)で、投手のベールを脱いだ。4回にマウンドに上がり、1イニングを無失点。ストレートの最速は145キロをマークした。

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「今日は初めてだったので、ストライクを投げることを意識していた。スピードのことは考えていなかった」。来日初となるマウンドを振り返った左腕。先頭打者を144キロで捕邪飛に取ると、次打者には四球。走者を背負い、セットポジションになっても乱れることはない。2死から最後の打者を空振り三振に取ったストレートが、この日最速の145キロを計時した。

 1イニングを無安打無失点に抑え「自分のフォーム、自分のピッチングが出来た。今日は状態としては80%くらい。次は自信をもって、もっといいピッチングをするよ」と語った。

 無限のスケールがある。恵まれた体格から、体全体を大きく使う投球フォーム。そこから投じられるボールは、球速以上に、重さを感じさせる。入来祐作3軍投手コーチは「回転数が少ないわけじゃない。体が強いし、パワーがある。意外とコントロールも良かったし、ストレートも良かった」と評価した。

入来コーチは練習姿勢も評価「本当に純粋」

 とはいえ、まだ18歳。入来コーチは「日本の18歳よりも、未熟だと思ってもらえれば。細かい教育はされていない。コラスに関しては細かいプレーだったり、取り組み方、日本のやり方を理解してもらって、やっていってもらおうと思う」と話し、日本のスタイルに慣れるために、じっくり、ゆっくりと育てていく方針を示す。

 どちらかといえば、打者としての能力の方が高く評価されているコラス。入来コーチによれば、投球練習が取りやめになると、しばらく落ち込んでいるといい「投げたいと思っていて、本当に純粋なんですよね」。育成選手の左腕は、今後も、野手、投手両方の練習を続けていく。

「状態が上がっていけば、もっともっといいボールを投げられる」と自信を示したコラス。まだ、18歳。1軍の戦力となるまでには、まだ時間がかかるだろうが、野手としても、投手としても、楽しみな素材である。

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

最終更新:6/14(水) 16:08
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