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ドジ井坂氏「東京五輪でサーフィン、海に目がいく」

6/14(水) 10:19配信

日刊スポーツ

 あのサーフィンが、東京五輪を沸かす!? 80年代に社会的なブームとなったサーフィンが、3年後に五輪デビューする。東京五輪を目指すホープたちが競う日本ジュニア選手権(16日開幕、宮崎)を前に、元五輪競泳代表の伊藤華英さん(32)が日本初のプロサーファー、ドジ井坂氏(69)の指導を受けて13日、神奈川・茅ケ崎海岸で波に乗った。

【写真】サーフィンに挑戦する伊藤華英さん

 ドジ氏の名前を一躍有名にしたのは、80年代の人気深夜番組「オールナイトフジ」だった。サーフィンブームに乗って毎週放送された「サーフィン情報」。軽妙な語り口で湘南や千葉の波情報を伝えた。興味のない人にも、初めて知られた「サーファー」だった。

 そんなレジェンドは今、サーフィンなどで海岸を活性化することに力を注いでいる。ヨットからビーチバレーまでビーチで遊ぶ、楽しむことをコンセプトに、92年には神奈川・平塚市に「ひらつかビーチクラブ」を設立。その活動は各地の行政と連携して、全国へと広がっている。

 東京五輪でのサーフィン実施には「人々の目がサーフィンに、海に向くことは素晴らしい」と話す。「もっと海を知り、海と親しんでほしい。子どもからお年寄りまで誰でも、海っていいですよ」。69歳の情熱は、少しも衰えていない。

 ◆ドジ井坂(本名井坂啓己=いさか・ひろみ)1948年(昭23)3月13日、神奈川・茅ケ崎市生まれ。鎌倉学園高時代にサーフィンに出会い、拓大を中退して渡米した。69年の全日本選手権で優勝し、同年の世界選手権に出発。メキシコ開催中止を知らずに現地入りしたエピソードが米国で「ドジ(Doji)」と紹介され、その後愛称になった。76年全日本プロ選手権で初代王者となり、80年の引退後はサーフィンの他にも多方面で活躍している。

最終更新:6/14(水) 10:58
日刊スポーツ