ここから本文です

バイトマン氏:QEのリスク強調-政府の圧力や規律低下の懸念指摘

6/14(水) 17:31配信

Bloomberg

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのバイトマン・ドイツ連邦銀行総裁は14日、異例の量的緩和(QE)策長期化で生じる得るリスクを強調した。

バイトマン氏はフランクフルトで講演し、国債購入は金融・財政政策の境界を曖昧にするため、「非常に緩和的な金融政策を、物価安定という点から見て適切であるよりも長期にわたり維持することをユーロシステムに迫る政治的圧力につながり得る」と述べ、「結局のところ、こうした資産購入という枠組みでは、金融政策の変化は金利の動きよりも直接的に政府の調達コストに影響する」と論じた。

また、国債購入は「当然ながら、資本市場が政府財政に対して与える規律という点からも問題が大きい」とし、「これはユーロ圏で特に顕著なリスクだ。リスクに基づく各国間の差別化が大幅に弱まっているからだ」と語った。

原題:Weidmann Stresses QE Risks as ECB Begins to Mull Stimulus Exit(抜粋)

Catherine Bosley, Piotr Skolimowski

最終更新:6/14(水) 17:31
Bloomberg