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IEA:OPEC以外の原油供給、18年は世界需要の伸び上回る-月報

6/14(水) 18:57配信

Bloomberg

国際エネルギー機関(IEA)は2018年の予測を初めて示し、石油輸出国機構(OPEC)以外からの新たな原油供給が需要の伸びを上回るとの見通しを示した。OPECが減産措置をさらに延長する必要があることを示唆した。

IEAは14日公表の月報で、米国やブラジル、カナダなどのOPEC非加盟国は18年の生産量が4年ぶりの大幅増になると予想。OPECが減産終了を予定する同年春までに世界的に過剰気味の原油在庫は平均水準に縮小するものの、在庫を再び増やすことなく生産を元に戻せるほどOPEC産原油に対する需要は強くならない様子だ。IEAは18年の世界原油需要が日量140万バレル(1.5%)増えるとみている。中国とインドの景気拡大が主因。世界の原油需要は18年10-12月(第4四半期)に初めて日量1億バレルを突破するという。

一方、同年のOPEC非加盟国の供給量は日量約150万バレル増え、このほぼ半分は米国産が担うとされた。この結果、OPEC産原油への需要は日量3260万バレルと、今年を約20万バレル下回る見込み。非加盟国の供給の伸びが需要を上回ったのは2014年が最後で、当時は石油価格は46%下落した。

原題:Oil From OPEC’s Rivals to Exceed Demand Growth in 2018, IEA Says(抜粋)

Grant Smith

最終更新:6/14(水) 18:57
Bloomberg