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佐川急便親会社、上場申請 時価総額数千億円の見通し

6/15(木) 0:03配信

朝日新聞デジタル

 宅配便大手の佐川急便を傘下に持つSGホールディングス(HD)は14日、東京証券取引所に株式上場を申請したと発表した。3カ月ほどの審査を経て上場が認められれば、SGHDの株式は東証を通じて自由に売買できるようになる。上場後の時価総額は数千億円になる見通しだ。

 SGHDは海外進出を急いでおり、上場により企業の買収・合併(M&A)や配送網拡大のための資金を得たい考えだ。駐車違反の身代わり出頭などの不祥事で悪化した企業イメージの回復にもつながるとみている。「社会的な信頼が高まり、(ドライバーの人手不足が深刻化するなかで)優秀な人材を採用しやすくなる」(広報)という。

 SGHDの2017年3月期の売上高は9303億円、純利益は284億円。中核子会社の佐川急便は宅配市場の3割を占め、最大手のヤマト運輸に次ぐ規模を持つ。佐川急便は昨年3月、企業間物流に強みのある日立物流と資本業務提携しており、両社は将来の経営統合を検討している。(石山英明)

朝日新聞社