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松山、錦織より先に4大大会V…全米オープン15日開幕

6/15(木) 6:04配信

スポーツ報知

 【ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)13日=浜田洋平】米男子ゴルフの今季メジャー第2戦、全米オープンは15日から4日間、当地のエリンヒルズで行われる。世界ランク4位の松山英樹(25)=LEXUS=は、7月にテニス4大大会のひとつ、ウィンブルドン選手権で錦織圭(27)=日清食品=の試合を観戦することを明言。今大会でメジャーを制し、どちらの競技でも日本人初となる快挙達成を狙う。

 自身と同じく、世界で戦う侍を目に焼き付ける。雨のあがった正午過ぎにコース入りした松山は、練習前に取材に応じた。7月1週目は谷原とともに欧州ツアーのドバイ・デューティーフリー・アイルランドオープンに出場する。「次の週にウィンブルドンを見に行こうかなと」。テニスの4大大会を観戦し、3週目の全英オープンに臨むことを明言。報道陣に錦織の応援が目的か問われると「そうです」と落ち着いた表情で答えた。

 錦織とは昨年12月にテレビ番組の企画で対談。112年ぶりにゴルフが開催された昨年のリオ五輪はジカ熱などの不安から代表を辞退したが、同大会銅メダルの錦織に「東京五輪には出場するの?」と聞かれ、「絶対出ます」と宣言した。東京五輪はリオと同じ個人戦となり「試合形式(の決定は)は自分ではどうしようもないけど、出られるように頑張る」と語気を強め、24年大会でもゴルフが開催されることを喜んだ。

 日本人初の快挙に突き進む。フェアウェーの両サイドに細長い洋芝「フェスキュー」がちりばめられた難コース。「フェアウェー以外は全部ダメ」と第1打を安全圏に置くことを攻略の絶対条件に挙げた。今季はパー5のバーディー以上を取った確率は58・43%で米ツアートップ。600ヤード以上の超ロングホールが3つあるが「届くなら」と風向き次第で2オンを狙う強気の姿勢は崩さなかった。

 同じ東北福祉大出身の谷原、宮里らとイン9ホールで練習ラウンド。日本ゴルフツアー機構の青木功会長(74)も激励に訪れ、4人で記念写真を撮るなどリラックスムードだ。2月に日本人単独最多の米ツアー4勝を挙げたフェニックス・オープン以来、トップ10入りはないが「(怒りで)クラブを投げないようにしたい」と冗談を飛ばす余裕も。米ツアー公式サイトの優勝予想は11番手でも、5月に日本人歴代最高の世界ランク3位になった自負はある。錦織よりも先に日本人初の“4大大会制覇”で前評判を覆す。

最終更新:6/29(木) 7:01
スポーツ報知