ここから本文です

【シンガポール】17年成長率予測、2.5%に改善=金融庁調査

6/15(木) 11:30配信

NNA

 中央銀行に当たるシンガポール金融管理庁(MAS)が14日発表した最新の民間エコノミスト調査によると、2017年の経済成長率見通し(中央値)は2.5%となり、前回調査(3月)時の2.3%からやや上方修正された。4~6月期の成長率見通しは2.7%となっている。
 MASは3カ月ごとに民間エコノミストによる経済見通しの調査を実施。今回は21人から回答を得た。
 前回調査では、17年の成長率見通しが16年12月時の1.5%から大きく引き上げられていた。通産省は5月下旬に1~3月期の国内総生産(GDP)統計の改定値を発表した際、17年通年の成長率について「下振れリスクが顕在化しなければ、2.0%を上回る可能性が高い」との見方を示している。
 今回の結果を業種別に見ると、製造業が5.0%で、前回調査時の4.5%から上方修正された。一方、ホテル・外食産業は1.3%から1.0%に下方修正されている。金融・保険は2.0%から1.9%、建設は0.3%から0.2%へとともに0.1ポイント引き下げられた。卸売り・小売りは1.1%で変化がない。
 17年の輸出(石油と再輸出を除く=NODX)の伸び率の見通しは6.1%から5.7%に下方修正された。前回は16年12月時の0.3%から大幅に上方修正されていた。民間消費は1.1%で変化はない。
 18年の成長率見通しは2.5%と、0.1ポイント上方修正されている。
 17年のインフレ率見通しは0.9%で、前回調査時の1.0%からわずかに下方修正された。コアインフレ率(運輸や住宅など、政府の政策の影響を受けやすい項目を除外したインフレ率)は1.5%。失業率は2.4%で、いずれも変化はない。

最終更新:6/15(木) 11:30
NNA