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【英国】テムズ・ウォーターに罰金 漏水削減目標が未達で855万ポンド

6/15(木) 11:45配信

NNA

 水道業界の監督機関Ofwatは14日、英水道最大手テムズ・ウォーターが漏水削減目標を満たさなかったとして、855万ポンドの罰金を科したと発表した。Ofwatは今後も同案件を調査する予定で、罰金額は引き上げられる可能性がある。
 同社はこの日、2016/17年度の1日当たりの漏水量は前年度から5%ほど拡大し、削減目標を4,700万リットル下回ったことを明らかにした。Ofwatは「顧客に約束した漏水目標の未達は許容することができない」とコメント。テムズ・ウォーターに対し、同分野に自動的に科される罰金としては最高額の支払いを命じた。
 テムズ・ウォーターのスティーブ・ロバートソン最高経営責任者(CEO)は、前年度まで10年間連続で漏水の削減目標を達成してきたことや、漏水量は過去最高に達した2004年の水準から3分の2程度まで減っていることに言及した上で、原因を精査し、再び目標達成に向け尽力するとしている。
 同社は3月、テムズ川の水質汚染事故をめぐり、イングランド南東部バッキンガムシャー州のアリスバーリー(Aylesbury)刑事法院から1,975万ポンドの罰金を科されたばかり。2012~2014年にテムズ・ウォーターが管理する計6施設からテムズ川に汚水が流れ込んだ事故を受けたもので、水道の環境事故としては過去最大規模の罰金となった。[環境ニュース]

最終更新:6/15(木) 11:45
NNA