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シンガポール、17年の成長率予想2%超に

6/16(金) 8:15配信

SankeiBiz

 シンガポールは、2017年の国内総生産(GDP)の実質成長率が前年比2.0%を超え、2年連続で経済成長が加速しそうだ。政府は17年の成長率目標を1.0~3.3%としているが、通産省が16年の2.0%を上回るとの見通しを示した。現地紙ストレーツ・タイムズなどが報じた。

 同省の予測によると、17年は先進国での経済活動が活発化し、世界経済の成長が加速する。これに伴い、シンガポールは電子製品を中心とする製造業や、倉庫を含む輸送業などが好調を維持し、経済全体を後押しするとみられる。

 ただし、同省は世界経済の成長加速には懸念材料が残っていことも指摘した。経済のグローバル化に反発する動きが欧米諸国などで広がりつつあり、保護主義の台頭につながれば貿易面に悪影響を及ぼす恐れがあるとの見解だ。

 シンガポールの成長率は13年に5.0%を記録した後、14年が3.6%、15年が1.9%と減速し、16年は2.0%と3年ぶりに加速した。17年は通貨庁(MAS、中央銀行に相当)のエコノミスト調査でも2.5%という予測が出るなど、先行きに明るい見方が広がっている。

最終更新:6/16(金) 8:15
SankeiBiz