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気になる選考基準 赤ちゃんパンダ「命名」のルールと歴史

6/15(木) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

コラム【話題の焦点】

 ネット上では早くも名前予想が過熱している。東京・上野動物園で12日に生まれたジャイアントパンダの赤ちゃんは公募で命名される予定だが、知っておきたいルールがある。

 まずは命名までの流れだ。これまで上野動物園で誕生し、公募で名づけられたのは、1986年生まれの「童童」(雌・00年死亡)と、88年生まれの「悠悠」(雄・04年死亡)の2頭。

「過去の例に従えば、全国から応募された候補の中から数の多い上位200点ほどをピックアップし、1次選考で最終候補十数点まで絞り込む。そこから5人ほどの最終選考委員で決定するはず。選考委員は著名人などから選ばれますが、上野動物園を管理している東京都の小池百合子知事がそこに加わるのは、ほぼ間違いありません」(都庁担当記者)

 上野動物園のパンダの名前は、音の響きがいい漢字を重ねるのが通例だが、例外も少なくない。

「他のパンダについている名前や単なる流行語はもちろんのこと、父親の『力力』や、母親の『真真』と区別しにくい名前も選ばれない可能性があります。ちなみに童童の時は、子どもが呼びやすく、雄と雌、どちらでも使える名前といった選考基準もありました」(前出の都庁担当記者)

■命名には中国の同意が必須

 そのうえ、絶対に外せない“条件”がある。パンダは中国からの“借り物”ということ。日本人が一方的に命名することはできないのだ。

「東京都と中国野生動物保護協会の協定に、パンダの命名には『中国の同意を得る』という項目があります。日本では違和感がなくても、中国では意味不明といった名前は同意が得られないことも考えられます」(東京都建設局公園緑地部計画課担当者)

 知る人ぞ知るパンダの名前予想の“第一人者”TBSの安住紳一郎アナは、明治安田生命の名前ランキングも参考にして予想するという。ちなみに16年の1位は、男の子が「大翔」で、女の子が「葵」。いずれも2年連続トップだ。東京五輪に向けて、「翔翔(シャンシャン)」なんて、いかにもありそう!?