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糸井 スタメン出たい「万全100%って書いといて!」

6/15(木) 5:53配信

スポニチアネックス

 ◇日本生命セ・パ交流戦 阪神2―4西武(2017年6月14日 甲子園)

 阪神は14日の西武戦(甲子園)に2―4で敗れ、金本知憲監督(49)の通算100勝目は持ち越しとなった。左太腿裏の軽い筋挫傷で4試合連続スタメンから外れた糸井嘉男外野手(35)は、9回2死一塁で代打出場も見逃し三振。試合前には一塁側アルプス席の階段を軽快ダッシュで駆け上がり、「最高の走りやろ、100(%)」とスタメン出場を熱烈に志願した。首位の広島が勝ったためゲーム差は3に広がったが、超人が復活すれば、す~ぐに追いつくで!

 一番の盛り上がりだった。2―4の9回2死一塁で、代打・糸井がコールされる。一発が出れば同点…。その期待に応えるように初球からフルスイングしたが高め直球を空振り。最後はカウント2―2から外角直球に見逃し三振だったが、阪神ファンは確かに夢を見ることができた。

 試合後は何も語らなかったが、久しぶりに糸井らしい明るさが見られた日でもあった。9日ソフトバンク戦で左太腿裏の軽い筋挫傷を発症して以降、4試合連続でスタメンから外れたが、超人の戦闘力はフルパワーに戻りつつあるからだ。

 試合前の練習の一コマ…。一塁側アルプスの階段を最初は一段ずつ、二段飛ばしと強度を上げていき、最後は全力ダッシュで最上段までスパート。そこでグラウンドを見下ろしての一言が、「景色ええわぁ~」。担当記者から軽快な走りだったと振られると、「せやろ。最高の走りやったやろ」とニヤリ。そして「“万全、100(%)”って書いといて!出たいと言っても、出してもらえへんから」と笑った。

 スネているわけではない。金本監督やコーチ首脳の人たちにこの回復ぶりをアピールしたいのだ。フリー打撃でも右翼スタンド中段席にライナー性打球をぶち込むなど、ケガ人とは思えないパワーを見せつけていた。

 担当の本屋敷トレーナーからも「患部は順調に回復している。練習でも守備やダッシュも問題なくできているので。状態は上がっている」と太鼓判を押された。高代ヘッドコーチも「(状態は日々)良くなっている。早く元気になってくれることを祈っとるよ」と、早期カムバックを願われた。

 糸井がスタメンから消えた10日以降はチームは2勝2敗と波に乗り切れない。この日は試合前に5月28日DeNA戦で達成した通算250盗塁の表彰セレモニーも行われた。気持ちは高ぶる一方。監督見てください!コーチの方も考え直してください!1日も早いスタメン出場を、糸井自身が一番熱望している。(久林 幸平)

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