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インド、eラーニング利用拡大 スマホ普及で21年市場規模20億ドル

6/16(金) 8:15配信

SankeiBiz

 インドは、インターネット経由で遠隔授業を行う「eラーニング」の利用が拡大している。蘭大手会計事務所KPMGと米グーグルの調査によると、インドのeラーニングの市場規模は2021年に19億6000万ドル(約2148億円)に達すると予測される。スマートフォンなどの携帯端末が急速に普及し、地方部で利用者が増加していることが主要因だ。現地紙エコノミック・タイムズなどが報じた。

 現在の市場規模は2億4700万ドルで、21年にかけて年平均52%増で急成長する見通しだ。有料のeラーニングの利用者は21年に960万人に達し、16年の160万人から6倍に拡大するとみられている。

 グーグルの現地法人幹部は、インドでeラーニングが急伸している背景として、通信インフラの整備進展やスマホの普及などにより地方部での利用拡大に加え、個人の能力に合わせた学習が可能といったeラーニングの利便性が広く認識されてきたことなどを挙げた。

 そのうえで、インドのeラーニング分野は「この先、数十億ドル規模の商機が見込める」と指摘した。

 現在、eラーニングで行われている各種学習分野のうち、新たな技術や学位の習得に向けた分野が全体の38%で最大を占める。学校の定期テストの準備に向けた学習分野などの需要も高まっていくとみられる。

 今後、ビッグデータや人工知能(AI)など新技術への対応が必要な学習分野の需要に対応するため、eラーニングの運用企業・団体はサービス内容の進化が不可欠になることも今回の調査で示された。(ニューデリー支局)

最終更新:6/16(金) 8:15
SankeiBiz