ここから本文です

「防火上の不備」住民ら懸念=死者12人、さらに増加も―英アパート火災

6/15(木) 6:51配信

時事通信

 【ロンドン時事】ロンドン西部の高層アパートで14日に起きた大規模火災で、消防当局は同日夜も鎮火確認を急ぐとともに、内部の捜索を続けた。

 警察当局はこれまでに12人の死亡を確認。死者数はさらに増える見込みだ。アパートの住民らは以前から火災への懸念を訴えており、「防火上、何らかの不備があったことは明白だ」(消防関係者)との声が上がっている。

 英メディアによると、アパートは昨年5月、外装や暖房装置などの改修を終えた。当局は「前例のない火災規模と火の回り方の速さ」を強調しており、改装で使われた外装材に火がつき、急速に燃え広がったのではないかという見方も出ている。

 消防関係者はBBC放送に、消防士が非常階段を昇り、建物内に設置された消火栓を使って消火に当たるという一連の作業ができなかったと指摘。BBCはまた、住民の証言として、火災発生時に煙感知器が鳴らなかったと伝えた。地域住民らでつくる団体も、消火設備の検査が1年間行われていないなどと警告していたという。 

最終更新:6/15(木) 11:12
時事通信