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「モデルベース開発奮戦ちう」の痛車がADASテストをシミュレートちう

6/15(木) 8:40配信

MONOist

 AZAPAは、IHIと共同開発したADAS(先進運転支援システム)のテストケースを2018年内に販売する。2017年6月9日に東京都内で開催された、dSPACE Japanのプライベートイベント「dSPACE Japan User Conference 2017」の展示ブースで披露した。

【IHIの3次元レーザーレーダーによる交通流の実測データその他の画像】

 近年、自動車のさまざまな機能のテストは、モデルベース開発に基づくHILS(Hardware In the Loop Simulator)で行われるようになっている。テストコースを用いた実試験は、最終的な確認作業になりつつある。その一方で、開発した車両モデルを走行させる交通環境モデルについては簡易なものを使うことが多かった。

 しかしADASや自動運転技術などの開発が加速する中で、交通環境についても高精度なモデルが求められるようになっている。カメラやミリ波レーダー、ライダーなどで正確にセンシングした上で、さまざまな制御が確実に行われているかをテストするには、市場で実際に発生した交通事故やヒヤリハットの状態を再現した交通環境モデルが必要だ。

 AZAPAとIHIが共同開発したテストケースは、IHIがITS(高度道路交通システム)の路側機向けに展開している3次元レーザーレーダーの実測データと、AZAPAの画像解析技術組み合わせて生成したものだ。各種HILS向けのテストケースの販売はAZAPAが行う。さらにAZAPAは、HILSテストの受託も可能だとしている。

 展示では、dSPACEのHILSと環境シミュレーター「MotionDesk」を使って、現実に近い交通流におけるADASの機能テストを見せた。「基本的にどのシミュレーターにも対応できるようにしていく」(AZAPA)としている。

最終更新:6/15(木) 8:40
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