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調布の端材や廃材をアートに 若手アーティストが引き継ぐ地域の思い /東京

6/15(木) 11:30配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)1階展示室で6月17日から、企画展「クリエイティブリユースでアート! ─市内の端材や廃材をアートな目線で見直そう─」が開催される。(調布経済新聞)

 公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団が主催し、招聘(しょうへい)アーティストや公募制作者と共に調布市内の商店や事業所を巡って譲り受けた端材・廃材を素材にアート作品を制作する同展は、2014年に始まり今年で3回目の開催となる。

 「クリエーティブリユース」とは、身近に眠っている端材・廃材を人のクリエーティビティ(創造性)で全く異なるモノに生まれ変わらせること。同展では、版画家、編み物作家、パタンナー、絵本作家、高校生など職業も年齢も異なる個性豊かな19人の若者が制作に参加。実際に調布の街を歩き端材や廃材を探す中で地域の人々と触れ合い、その思いや物語を引き継ぎ若い発想力を発揮して生まれた作品を展示する。

 関連イベントとして7月15日16時から、招請アーティストと公募制作者が作品の見どころや制作過程のエピソードを話す「作品制作者ギャラリートーク」を実施。さらに、会期中いつでも参加できる「フィルム缶にアート!」では、「映画のまち調布」ならではの廃材「映画フィルム缶」をベースに、色や形のさまざまな端材・廃材を使ったアート作品を作ることができる。
 
 同展の総合プロデュースを務めるミュージアム・エデュケーション・プランナーの大月ヒロ子さんは「(クリエーティブリユースは)単なるモノの受け渡しではなく、思いの引き継ぎです。そこには町や家族の歴史、文化、産業もくっきりと見えて、興味が尽きません。シリーズ最終回を迎える今回の展示では、ぐっと若い世代の招聘アーティスト2組を迎えました。集めたモノから出発した、新しい解釈や表現が生まれることでしょう」(原文ママ)とコメントする。

 開催時間は10時~18時(金曜は20時まで)。6月26日・27日休館。入場無料。7月23日まで。

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