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Xbox One Xは「画面から溢れ出るような新たなゲーミング体験がもたらされる」【E3 2017】

6/15(木) 11:17配信

ファミ通.com

文・取材・撮影:編集部 古屋陽一

●“互換性”、“パワー”、“クラフトマンシップ(職人芸)”を達成
 2017年6月13日~15日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスのコンベンションセンターにて、世界最大規模のゲーム見本市、E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)2017が開催。会期に合わせる形で、マイクロソフトによるプレスを対象とした、“Xbox One Experience”が行われた。こちらは取りも直さず先日にブリーフィングで発表されたXbox One Xの詳細を伝えるもので、まずプレゼンしたXbox One X担当者は、ブリーフィングをなぞる形で、Xbox One Xを開発にするにあたっての方針を“互換性”、“パワー”、“クラフトマンシップ(職人芸)”だと説明。この3つを達成することで、「史上もっともパワフルなコンソールが完成した」と続けた。Xbox Oneのアクセサリは、すべてXbox One Xでも使用可能で、従来のゲームもXbox Oneでプレイしたよりも、解像度が向上し、フレームレートがスムーズになるという。4K、HDR、Dolby ATOMOSなどの技術により、「画面から溢れ出るような新たなゲーミング体験がもたらされる」というのだ。

 ネイティブ4Kのイメージは800万pixel以上で、これはフルHD(1080p)の4倍。Xbox One Xはゲームとビデオの両方でネイティブ4Kを提供し、これまでには見られなかったレベルの明瞭で詳細なグラフィックを実現している。

 また、4KTVでない場合でも、スーパーサンプリングにより、ピクセルを調整して1080pのサイズにするので、イメージは従来よりも詳細になる。HDRはコンストラストとカラーフィデリティにより、深さと突出した感覚を提供するという。

 では、Xbox One Xはゲームの世界に何をもたらすのか、その“モデルケース”としてプレゼンが行われたのが、『Minecraft』と『Gears of War 4』、『Forza Motorsport 7』だ。『Minecraft』はカンファレンスで“Super Duper Graphics Pack”が発表されたばかりだが、4K対応により、物体の表面を光がどのように動くかをコントロールできるほか、ブロックごとに光の動きかたが異なるようになるとのこと。また、ブロックなどの角にハイライトを入れたので、形が明確に見えるようになったという。
担当者の方はライティングの重要性も強調しており、「時間の経過を強調し、構築するものや探索する場所に影響します。ダイナミックライティングはいろいろなものを本物らしく見せ、プレイヤーが感情移入しやすくなるんです」という。そのことにより、「『Minecraft』をXbox One Xでプレイすれば、ビジュアルなパフォーマンスが向上します。これまでPCやModでしかできなかったことが可能になり、家庭用ゲーム機における体験の幅が広がるのでは?」とのことだ。


 『Gears of War 4』は、“Xbox One X Enhanced”により、無償で4K化が図られることがアナウンスされているが、プレゼンでは1080pと4Kのビジュアルを比較。ディテールが明確に異なることがアピールされた。

 最後の『Forza Motorsport 7』では、ネイティブ4KレゾリューションでFull HDR、60 fpsという、同作のスペックが披露。詳細なディテールは収録された700台すべてに共通するという。クルマに使われているライティングは環境にも同様に使用されているとのことで、フルダイナミックイメージベースライティングシステムにより60fpsで稼動しているという。

 また、「開発エンジンをXbox One Xに移行した際に、4K、60fpsでレンダーしてもGPUには30%の余裕があったことに驚いた」といった、Xbox One Xの“パワー”の一端がうかがえるエピソードも披露された。

 ちなみに、本作では、『Forza』シリーズ史上初めてドライバーがクルマの外に姿を見せているという(男性か女性か選択可能)。当然のこと、ドライバーもクルマと同様なこだわりを持っており、「クルマと同様のビジュアルフィデリティとディテールに注目してほしいです」という。ドライバーは詳細にわたってカスタマイズ可能で、モータースポーツの歴史とポップカルチャーをバックにして、男女ともに何100というレーシングギアが揃っているとのことだ。

最終更新:6/15(木) 11:17
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