ここから本文です

容疑者は「反トランプ」=背景に政治的不満か―共和党幹部は重体・米銃撃事件

6/15(木) 7:42配信

時事通信

 【ワシントン時事】米首都近郊バージニア州アレクサンドリアの野球場で14日、共和党のスティーブ・スカリス下院院内幹事らが銃撃された事件で、警察官に撃たれ死亡したジェームズ・ホジキンソン容疑者(66)が、トランプ政権や共和党を厳しく批判していたことが分かった。

〔写真特集〕米下院議員、銃撃される

 同容疑者が政治的な不満を募らせ犯行に及んだ可能性もあるが、警察は動機について発表していない。

 事件では、議員らでつくる野球チームが練習中に襲撃に遭い、警官1人を含む4人が撃たれて負傷した。スカリス氏は腰の左側を撃たれ手術を受けた。CNNテレビによれば、内臓が損傷し重体だという。政治専門紙ポリティコによると、ホジキンソン容疑者は現場の野球場近くの駐車場で、練習を早めに切り上げた議員を呼び止め、球場にいる議員が共和党か民主党かを確認した上で犯行に及んだ。

 米メディアによれば、同容疑者はイリノイ州ベルビルで住宅診断業を営んでおり、数週間前からアレクサンドリアに滞在していた。過去にソーシャルメディアへ「トランプ(大統領)はわが国の民主主義を破壊した。今度はトランプを破壊する時だ」などと投稿していた。

 2016年の大統領選では、民主社会主義者を自称し民主党の候補指名争いで敗れたサンダース上院議員を応援し、ボランティアで選挙運動に携わった。サンダース氏は声明で「卑劣な行為に吐き気がする。われわれの社会では、いかなる暴力も許容されない」と表明した。 

最終更新:6/15(木) 11:54
時事通信

Yahoo!ニュースからのお知らせ