ここから本文です

イラク戦、遠藤ら若手奮闘収穫 サッカーW杯最終予選

6/15(木) 10:34配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 サッカー日本代表の遠藤(浦和)、井手口(G大阪)、昌子(鹿島)が、13日のイラク戦でワールドカップ(W杯)最終予選初先発を飾った。経験の少なさを感じさせず、3人とも持ち味を発揮。白星は逃したが、若手の奮闘は日本にとって収穫だった。

 大黒柱の長谷部(アイントラハト・フランクフルト、藤枝東高出)、香川(ドルトムント)がけがでチームを離脱中。7日のシリア戦で山口(C大阪)も負傷し、故障明けの今野(G大阪)も本調子ではなかった。

 台所事情の苦しいボランチを任されたのが、24歳の遠藤と20歳の井手口のリオデジャネイロ五輪代表コンビ。イラク戦は中盤の肉弾戦が予想され、遠藤は「僕と井手口が肝になると思っていた」と強い覚悟を持って試合に臨んだ。2人は序盤から果敢に相手の攻撃の芽を摘み、流れを引き寄せた。井手口が後半17分に脳振とうで退場するまで無失点でしのいだ。

 24歳の昌子も意地を見せた。6日前のシリア戦で失点に絡んだ悔しさを晴らすように、イラク攻撃陣に立ち向かった。球際の激しさだけでなく、代表4試合目とは思えない冷静な対応も光った。

 3月のUAE戦で2得点に絡み主力に定着した23歳の久保(ヘント)に続き、若手が気を吐いた。ただ、遠藤は「こういう舞台で結果を残さないといけない」と敵地での引き分けに満足していない。予選突破だけでなく、本大会に向けたチームの底上げのためにも、日本は世代交代が必要。新戦力の突き上げを起爆剤にしたい。

静岡新聞社