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ハリル監督、8・31決戦へ豪州徹底マーク…コンフェデ杯視察

6/15(木) 6:04配信

スポーツ報知

 2018年ロシアW杯アジア最終予選のイラク戦(13日、イラン・テヘラン)を1―1で引き分け、サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が軌道修正を余儀なくされた。コンフェデレーションズ杯(17日~7月2日、ロシア)で強豪国や環境面を視察する方針だったが、勝てば6大会連続6度目のW杯出場が決まる8月31日のオーストラリア戦(埼玉)を控え、相手国の分析が主目的になった。

 イラク戦を終えた日本代表は14日、羽田空港に帰国した。ハリルホジッチ監督はJ1第15節(17、18日)を視察後、各大陸王者が集まるコンフェデレーションズ杯視察に向かう。W杯プレ大会の視察は、イラク戦のドローで状況が一変し、主目的が急きょオーストラリア分析になる可能性が高まった。当初は来年のロシアW杯を見据え、欧州王者ポルトガル、南米王者チリなどの強豪国や、開催地のチェックが狙いだった。

 アジア最終予選B組は勝ち点で日本が17、サウジアラビアとオーストラリアが16で続く混戦。ホームの8月オーストラリア戦は、指揮官が「決勝戦になった」と腹をくくる大一番となった。コンフェデ杯は基本的に1日2試合が別会場で行われる。西野朗技術委員長(62)も現地に入り、オーストラリアを密着マークすることになる。帰国した日本サッカー協会の田嶋幸三会長(59)も「次に向けてフルにサポートしていく。(監督を)今代えるメリットはないし、全く考えてない」と現体制の支持を明言。その上で「トータルでオーストラリア中心に見ていくことになる」と明かした。

 オーストラリアには新戦力が加わった。来季、ポルトガル1部パッソス・デ・フェレイラでプレーする屈強なセンターバックのDFのD・マクガワン。4月にオランダ1部のフローニンゲンでプロデビューし、ゴールも奪った20歳の司令塔、MFフルスティッチも見逃せない。13日の親善試合、ブラジル戦(メルボルン)で代表デビューした2人を中心にチェックする。

 W杯予選では過去、オーストラリアに7戦5分け2敗。3月の代表発表会見で、ハリル監督は「(W杯予選で日本は)勝ったことがないと聞いていた。勝ったことがなくても勝てるんだ、と思わせないといけない」と意気込んだが、簡単ではない。まずはロシアでオーストラリアを丸裸にして、W杯切符をつかむ。

最終更新:6/15(木) 22:27
スポーツ報知