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本田移籍先決まるまでのウルトラC 自分のクラブ練習生に?

6/15(木) 16:30配信

東スポWeb

 ロシアW杯出場に王手をかけたハリルジャパンに難題だ。W杯アジア最終予選イラク戦(13日)で日本代表として5試合ぶりに先発し、存在感を示したエースFW本田圭佑(31=ACミラン)は、いまだ来季の所属クラブが決まっていない。このため次戦オーストラリア戦(8月31日、埼玉)に向け、コンディション維持が困難な状況にあるのだ。そこで移籍先が決まるまで、練習生として自身が保有するオーストリア3部クラブに“緊急入団”するプランが急浮上した。

 日本はW杯予選オーストラリア戦とアウェーのサウジアラビア戦(9月5日)で6大会連続の出場権の獲得を狙う。オーストラリアに勝てばロシア行きが決まるものの、同予選ではこれまで未勝利と相性は最悪。またサウジアラビアとは過去に敵地で1度対戦し引き分けた。

 しかも、2か国との勝ち点差はわずか1。うかうかしていられない状況にある。アジア屈指の強豪国との直接対決2連戦は日本にとってまさに正念場となるが、日本はエース本田が復調気配。イラク戦で復活への足がかりをつかんでおり、最後の戦いで大黒柱として大きな期待がかかる。

 一方で大きな不安もある。今季でACミラン(イタリア)を退団。新たな所属先には欧州クラブを優先する方針で「僕はビッグネームの次くらいで、トップ選手たちが動いた後、次の中堅どころの選手たちが玉突きのように動く。割とのんびり。移籍先を全てテーブルに載せて選べれば」と話し、長期戦も覚悟している。

 当面は移籍先が決まるまで“浪人生活”となるが、問題は体調管理だ。欧州組は短いオフを過ごした後、主に7月ごろから始動し、シーズン開幕に向け合宿や実戦を積み重ねていく。しかし無所属の本田は一人で練習をしなければならない。実戦形式の練習ができないため、試合勘に不安が出かねないのだ。

 移籍先が早期に決まれば体調不安は解消されるものの、関係者によると、本田が納得するようなオファーは届いていないという。特に本田側は現時点で「年俸4億円提示」を交渉条件としているため、興味を示している国内外のクラブも及び腰。移籍が8月にズレ込めば、W杯予選に万全な状態で臨むのは難しい。

 そこで“ウルトラC”が浮上。本田が実質的なオーナーを務めるオーストリア2部(来季は3部に降格)SVホルンに練習生として加入するプランだ。Jリーグ幹部が「いざとなれば自分のチームがあるんだから、そこで練習すればいいだけ」と話すように、紅白戦などでコンディションを維持できるわけだ。

 本田はイラク戦で今季の全日程を終えたが、マネジメント事務所によると、6月中は国内外のさまざまなイベントに参加する予定が組まれている。エースの再就職問題はハリルジャパンにとっても悩ましいところか。

最終更新:6/15(木) 18:18
東スポWeb

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