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12歳・美悠が4強!史上最年少Vへ逆転勝利「自信ついた」

6/15(木) 6:01配信

スポニチアネックス

 ◇卓球 荻村杯ジャパン・オープン第1日(2017年6月14日 東京体育館)

 U―21(21歳以下)の女子シングルスで、木原美悠(12)が4強に進出した。今年4月に入ったエリートアカデミーでは、世界選手権女子シングルス銅メダルの平野美宇(17)と同部屋で、練習でも刺激を受けてきた。15日に優勝すれば、昨年のこの大会を制した張本智和(13=エリートアカデミー)の12歳356日を上回り、12歳316日の史上最年少記録となる。

 12歳にして身長は1メートル63。「あまり変わってないけど、大きくなったって言われる」。コートでの木原の威圧感は、世代の枠にとどまらない。U―21の1回戦で全日本ジュニア女王の17歳・笹尾を撃破。準々決勝は韓国オープンU―21を制した20歳の安藤に、0―2から逆転勝ちだ。

 「凄くうれしい。フォアに来たボールは、ゆっくり返して、バックに来たボールを“バーン”って決めようと思った」

 親元を離れ、4月に日本オリンピック委員会(JOC)の強化事業「エリートアカデミー」に入校。都内の味の素ナショナルトレセン(NTC)を生活拠点にして汗を流す。世界選手権で活躍した平野とは同部屋。「卓球の話はあまりしないかな」と笑うが、練習では「動きが速くて、自分もああなりたい」とフットワークのスピードに目を奪われた。

 食べ盛りの12歳は、NTCの食堂でも存在感を発揮。「おいしすぎて、めっちゃおかわりしてしまいます」。筋力トレーニングと栄養バランスばっちりの食事で、体重は2カ月で3キロ増加。一般のシングルスでも予選1回戦を勝利し、年上をパワーで圧倒している。

 15日に12歳316日の木原は優勝すれば、史上最年少記録を更新する。「だいぶ自信がついた。ここまで来たので、せっかくだから優勝したい」。活況の卓球界にまた1人、新たなスターが誕生する。

 ◆木原 美悠(きはら・みゆう)2004年(平16)8月3日生まれの12歳。兵庫県明石市出身。4歳で卓球を始め、小学4年で出場した15年の全日本選手権ジュニア女子シングルスで3勝を挙げ、同年の東アジアホープスで優勝。世界ランクは120位。1メートル63、55キロ。