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エアバッグ事故、日産とタカタの責任者を書類送検へ

6/15(木) 12:15配信

朝日新聞デジタル

 静岡県伊東市で2015年、日産車に搭載されたタカタ製エアバッグが破裂し、助手席に乗っていた神奈川県の60代女性がけがをした事故で、静岡県警は日産自動車とタカタの安全管理責任者を業務上過失致傷の疑いで静岡地検沼津支部に書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、両社の担当者はエアバッグの危険性を知りながら適切な対応を取らず、女性にけがをさせた疑いがある。

 県警によると、15年10月28日、伊東市の国道で日産の「エクストレイル」がトラックに追突。その際、エアバッグが破裂して金属片が飛び散り、女性は顔や腕にけがをした。

 エクストレイルについては同年5月、助手席側エアバッグに不具合があるとして日産がリコールを届け出ていた。女性の夫が同年8月、車を販売店に持ち込んだが、交換部品が不足していたことから修理が後回しになっていたという。

 日産は同年11月、タカタ製エアバッグの異常破裂が女性のけがの原因だと国土交通省に報告。女性は昨年5月、両社の安全管理責任者を業務上過失致傷容疑で伊東署に告訴し、タカタについては取り下げていた。

朝日新聞社