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藤井四段に神谷八段がエール 歴代最多28連勝より天下獲り

6/15(木) 6:01配信

スポニチアネックス

 将棋で歴代単独2位の公式戦25連勝中の史上最年少プロ、藤井聡太四段(14)は15日、順位戦C級2組で瀬川晶司五段(47)と対戦する。公式戦28連勝の歴代最多記録を持つ神谷広志八段(56)が14日、心境を語った。

 自身の記録にあと3と迫る天才少年を「藤井さんはデビューから。価値は比較にならない」と称える。連勝はどこまで伸びるのか。「本音は並んで止まるのが一番。次に同じことが起きたら“神谷、藤井”となる」と笑いつつ「彼は記録は眼中にないのでは。それより、あと何年で天下を獲れるかでしょう」と心中を察した。

 普段は静岡県浜松市の自宅で、ソフト研究はせず詰め将棋で腕を磨くベテラン棋士。87年2月、当時25歳の神谷五段は、当時未開拓だった「飛車先不突き矢倉」を武器に連戦連勝。8月には尊敬する故米長邦雄永世棋聖から28勝目を挙げた。「完勝続きとはいかない。運の良さがかなりあった」と振り返る。

 以前は記録に触れられるのが嫌で「女性が“昔はきれいでしたね”と言われるようで」。それでも現在は「ありがたい」と感じているという。藤井の歴史的な快進撃に「映画か小説を見ているよう。どこまでいくのか楽しみ」と笑顔で語った。