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インパルス堤下「認識不足」反省 睡眠導入剤飲み意識もうろう運転

6/15(木) 6:01配信

スポニチアネックス

 お笑いコンビ「インパルス」の堤下敦(39)が、東京都狛江市の都道で睡眠導入剤を服用した状態で車を運転して意識がもうろうとなり、警視庁調布署に事情聴取を受けていたことが14日、分かった。

【写真】相方のインパルス板倉

 現場は片側2車線。防犯カメラの画像によると、同日午前2時42分頃、追いかけていた警官の「止まれ、止まりなさい!」という叫び声の中、堤下の車がゆっくり分離帯に進み10~20メートルで停車。別の警官が運転席でハンドルにもたれかかった堤下を発見し病院に搬送した。検査の結果、睡眠導入剤の成分が検出され、同署は薬物の影響で正常な運転ができなかった可能性があるとみて道交法違反容疑で事情を聴いた。

 堤下は、所属する吉本興業本社で会見。黒スーツ姿で4度頭を下げ「全て僕の責任で認識不足」と騒動を謝罪。「14日午前0時ごろ近所の銭湯に行って牛乳と一緒に飲んでしまった」と説明した。

 服用した睡眠導入剤は「ベルソムラ」「レンドルミンD」。1カ月前から原因不明のじんましんに悩まされ、13日に担当医に「かゆくて眠れない」と相談し処方されたという。運転前に服用した理由を「自分で効用を調べたところ、効き始めが30分~1時間と認識した。家まで車で10分足らず。家に着いたらちょうど眠れると、勝手な判断で飲んでしまった」と説明した。運転中の記憶は途中から断片的という。

 被害は縁石への接触程度で「調布署に確認したところ、刑事罰には発展しないということで、仕事は迷惑にならない程度にやらせていただければ」と、従来通り芸能活動を続ける意向だ。

 しかし一歩間違えば大惨事となっていた行動。「SNSに“無期限謹慎しろ”との声もあった。それを当然と受け止め、その上で皆さまに笑ってもらえるようなことができたら」と反省を口にした。

 ▼医療ジャーナリストで医師の森田豊氏 抗ヒスタミン剤はじんましんなどのアレルギーを抑える薬や、鼻炎薬に含まれる。副作用として眠気を引き起こすことは有名。市販薬や医師の処方箋にも、必ず車の運転に注意するようあり、中には運転をしないように書かれているものもある。疲労や睡眠時間によって個人差はあるが、服用後、数時間で眠気がピークになる。運転をしてしまった場合、違和感を感じたらすぐに車を止めるべき。

 ▼嵩原(たけはら)安三郎弁護士 道交法には正常運転ができない状態で運転することを禁止した文言があるが、居眠り運転で他車との接触や事故を起こしていない場合に立件された例はほとんどない。もちろん、居眠り運転は危険な行動であることに変わりはない。事故になっていないケースでは、警察が立件のために状況をさかのぼって捜査することは考えにくい。