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<兵庫知事選>多選の是非が争点 「安定」「変化」など訴え

6/15(木) 13:25配信

毎日新聞

 15日に告示された兵庫県知事選は、5選を目指す現職に、無所属新人3人が挑む構図となった。全国の現職知事の連続任期は茨城、石川両県の6期が最長で、多選の是非が主な争点となっている。一方で、国政与野党の県組織が現職に相乗りする構図となり、投票率の動向も焦点となりそうだ。

 4人はいずれも神戸市内で第一声。無所属新人のコラムニスト、勝谷誠彦氏(56)は「(現職が)16年もやっていたら、職員が忖度する政治になってしまう」と批判。自民、民進、公明、社民が県レベルで支援する現職の井戸敏三氏(71)は「やたらと長くやってきてはいない。不安な時代には安定が必要だ」と主張した。

 無所属新人で共産推薦の元兵庫県労働組合総連合議長、津川知久氏(66)は井戸氏が旧自治省出身であることを踏まえ、「16年間の『官僚県政』を変え、兵庫を住みやすい県にしていく」と声を張り上げた。無所属新人で前同県加西市長の中川暢三氏(61)は「経営が分かる人が知事にならないと兵庫経済は地盤沈下する」と訴えた。

 今回の知事選では、同県議会で8議席を持つなど県内で勢力を拡大している日本維新の会が前回に続いて候補者擁立を見送った。前回の投票率は参院選と同日だったこともあり53.47%だったが、単独選で現職と共産推薦の新人の一騎打ちとなった前々回は36.02%だった。【井上元宏】

最終更新:6/15(木) 13:25
毎日新聞