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女性社長比率、緩やか上昇 全国36位、同族継承が61・8% 群馬

6/15(木) 7:55配信

産経新聞

 今年4月時点の県内企業の女性社長比率は7・1%で、全国36位だったことが、帝国データバンクのまとめでわかった。

 調査は、社長の性別がわかる県内企業2万1657社を抽出し、分析した。

 同群馬支店によると、前年(6・95%)より比率は0・15ポイント上昇し、順位も37位から1つ上がった。19年からも2・12ポイント上昇するなど、県内の女性社長比率は緩やかな上昇傾向にあるが、今回の全国平均(7・69%)は下回っている。

 業種別では、不動産が16・39%と最も多く、次いでサービス業10・96%▽小売業9%-など。出身校では、群馬大、高崎経済大、青山学院女子短期大がそれぞれ4人でトップだった。

 また、県内で特徴的だったのが女性社長の「就任経緯」。全国では、創業41・5%が最多で、同族継承38・5%▽内部昇格11・6%-と続くが、県内では同族継承61・8%▽創業30%▽内部昇格4・9%-などと同族継承の女性社長が多い実情が浮かび上がった。

 これに同支店は「経営者の高齢化や後継者不足の深刻化で、夫の体調不良や死亡によって事業を承継する女性社長が増えている」と要因を分析している。

 「かかあ天下」のイメージが強い群馬だが、今回の結果について同支店は「女性による企業経営や起業はまだまだレアケース。女性対象の起業セミナーを実施するなど、支援は広がってきているが、今後も関係機関による環境づくりやサポートがより一層求められている」としている。女性社長比率が最も高かったのは青森10・33%で、最も低かったのは岐阜5・09%。

最終更新:6/15(木) 7:55
産経新聞